ブログ
-
円形脱毛症の漢方治療
中医学、東洋医学的な治療では、円形脱毛症のような局所の変化でも、その原因は体の内部にあると考え、内部環境を整えることが重要と考えます。体の内部環境を整えるためには、時間がかかりますので、なかなか効果が現れなくても継続して服用することが重要です。 -
円形脱毛症
円形脱毛症は丸型の脱毛がみられる疾患です。重症の場合、脱毛の程度や範囲が拡大したり、頭部以外に拡大することもあります。毛包と爪甲以外には症状が見られませんが、外見上大きな変化がみられますので生活の質に大きく影響します。円形脱毛症は西洋医学的にはどのように考えられているのでしょうか。 -
反復着床不全
反復する着床不全については、西洋医学で結果がなかなか出ない時に、漢方を併用すると、うまく着床するケースにしばしば出会います。「着床」のところでうまくいっていないと考えられる場合、漢方を試してみてください。現代的な中医学の知見と合わせて、着床不全を解消するための処方を体質に合わせて提案しています。 -
無月経
月経異常があってもそのほかの自覚症状がなければ、受診しないケースも多くそのほかに困った症状がみられた時にはじめて相談にこられるケースがあります。月経異常があれば、痛みなど他の症状がなくても受診し、西洋医学的な検査・治療と、漢方治療をうまく組み合わせて健康を維持しましょう。 -
新型コロナと神経障害
神経障害のあるCOVID-19の患者さんは院内死亡のリスクが38%増加し、退院の可能性が28%低下するとの報告がありました。神経障害は重度の全身性疾患の後遺症の可能性もあり、ウイルスと直接の関係があるかどうかは今後の検証が必要です。いずれにしても、新型コロナウイルス感染症で神経障害が見られた場合には注意が必要です。 -
アトピー性皮膚炎
アトピーなどの皮膚トラブルは漢方を継続することで改善が見られる場合が多く、また、保湿などの皮膚のケアの徹底や日常生活でのストレスコントロール、食生活の見直しなどを合わせて行うことでさらなる改善が期待できます。今受けている治療で効果を感じられない方、漢方を試してみませんか? 一緒に頑張っていきましょう。 -
新型コロナウイルス感染症と痛みの関係
新型コロナウイルスは呼吸器系に侵入し、発熱、咳、喉の痛み、および他の肺炎関連の症状を引き起こすだけでなく、他の部位にも感染し、神経系、消化器系、心血管系の症状を引き起こします。痛みのうち胸痛、筋肉痛、および腹痛は、感染症の重症度と関係する可能性があり診断や予後の判断に役立つ可能性があります。 -
骨盤内うっ血症候群
骨盤内うっ血症候群は慢性骨盤痛の原因の一つとして考えられていますが、認知度が低い病態のため原因不明といわれることも多く、慢性的な痛みに苦しむ方の中に一定数いらっしゃるのではないかと考えられています。 -
妊活、不妊治療のプラン
不妊治療や妊活に対する考え、取り組み方は人それぞれですが、今現在の不妊治療や妊活についてだけでなく、その先にある選択肢を減らさないための選択を、選択肢がたくさんあるうちに考えることは良いことだと思います。通常とは違うアプローチで妊活を成功させた方がいらっしゃいます。 -
歩行の効果
「ウォーキング」の重要性についてお話しさせていただくことがありますが、歩くことが重要なのは、人の体は歩くのに適した体になっており、正しく体を使い歩くことで、本来の機能を取り戻すことができるからです。