鍼灸

鍼灸(はりきゅう)について|中医学に基づいた本格施術|相模原 タナココ
Acupuncture & Moxibustion / 鍼灸施術

鍼灸 ─ 中医学の知恵を現代へ
経絡・経穴(ツボ)で整える
タナココの鍼灸

鍼灸は、体に備わる「自然治癒力」を最大限に引き出す中医学の核心的な施術法です。
タナココでは、中国の中医薬大学で本格的に中医学を修めた専門家が、中医学本来の考え方に基づいた鍼灸を提供しています。
痛みの少ない細い使い捨て鍼で、妊活・不妊・自律神経の乱れ・慢性的な痛みなど、幅広いお悩みに丁寧に向き合います。

最終更新:2026年5月22日 | 監修:タナココ 鍼灸担当スタッフ

タナココの鍼灸について

担当鍼灸師の写真

この記事の監修・相談担当

タナココ 鍼灸担当スタッフ

薬剤師(国家資格) 鍼灸師(国家資格) 不妊カウンセラー 認定心理士 獣医療認定薬剤師 スポーツファーマシスト 中国中医薬大学 中医学課程修了

鍼灸とは? 中医学に基づく本格施術

鍼灸(しんきゅう、または「はりきゅう」とも言います)は、自然の草・根・木・皮・鉱物を活用する 漢方薬 と並び、中医学の中でも最も中心的な不調への対応方法のひとつです。数千年の歴史を持つ中医学の知恵が現代に受け継がれ、日本でも国家資格として確立されています。

タナココの鍼灸は、鍼灸本来の考え方である 「中医学」 に基づいた施術で行います。単なる症状の対症療法にとどまらず、体全体のバランスを中医学的な視点で分析し、不調の根本にある体質の偏りを整えることを目標とします。

【中医学と日本式鍼灸の違い】

日本で一般的に普及している鍼灸の多くは、江戸時代以降に独自発展した「経絡治療」や「積聚治療」など日本独自の流派です。タナココが拠り所とする 「中医鍼灸」 は、中国で体系化された理論(陰陽・五行・臓腑・気血津液・弁証論治)を基盤とし、病態を多角的に捉えながら最適な経穴(ツボ)の組み合わせを選択します。

鍼(はり)について

1)鍼の特徴と安全性

「鍼」と聞くと注射針のような痛みを想像される方が多いですが、鍼灸で使用する鍼は 注射針や縫い針とは根本的に異なります 。注射針は薬液を押し出すために中空の刃状になっているのに対し、鍼灸の鍼は柔らかく、髪の毛程度の細さで、先端は 特殊な丸みを帯びた形状 に加工されています。このため組織を切り裂かず、皮膚をそっと押し分けるように刺入されるため、痛みが生じにくい構造になっています。

タナココで使用する鍼は、 鍼の刺激に慣れていない日本人でも受けやすい、極細の鍼 を選定しています。「鍼は怖い」「痛そう」という不安をお持ちの方でも、安心して施術を受けられるよう配慮しています。

鍼の太さ

髪の毛ほどの細さ(直径0.12〜0.20mm程度)。チクッとした感覚はごくわずかで、刺入後は独特の「響き感(得気)」を感じることがあります。

先端の形状

注射針のような「刃」ではなく、特殊な丸みを帯びた先端形状。皮膚組織を押し分けて進むため、出血もほとんど起きません。

刺入の深さ

施術するツボや症状によって異なりますが、5〜10mm程度。中医学的な「得気(とっき)」の感覚を基準に調整します。

置鍼・留鍼時間

鍼を刺したまま一定時間置く「置鍼」「留鍼」を行う場合があります。この間はリラックスして横になっていただくだけで大丈夫です。

2)衛生管理(ディスポーザブル)

感染症防止の観点から、タナココで使用する鍼はすべて 「ディスポーザブル(使い捨て)」 の滅菌済み鍼です。一度使用した鍼を再利用することは一切ありません。衛生面でも安心してお受けいただけます。

お灸(きゅう)について

お灸は、ヨモギの葉を精製した「もぐさ」を燃焼させてツボに温熱刺激を与える施術です。「お灸=熱くて火傷しそう」というイメージをお持ちの方も多いですが、昔ながらの「熱さを我慢するお灸」は現代の鍼灸院ではほとんど行われていません。

1)直接灸と間接灸

直接灸(ちょくせつきゅう)

皮膚に直接もぐさを置いて使用する方法です。もぐさを米粒の半分ほどの大きさに整え、燃え尽きる前に取り除くため、 火傷の心配はありません 。ほんのり温かい感覚が得られます。

間接灸(かんせつきゅう)/台座灸

もぐさの下に「台座(だいざ)」があり、皮膚にもぐさが直接触れない構造です。 「せんねん灸」タイプ とも呼ばれ、じんわりとした心地よい温熱が伝わります。こちらも熱さを我慢するようなお灸ではありません。

2)お灸の温熱効果

もぐさを燃焼させた際の遠赤外線や熱エネルギーは、皮膚表面だけでなく より深い組織にまで働きかける とされています。中医学では「温める」ことで気血の巡りを促し、「寒」や「湿」による滞りを解消すると考えます。特に冷えが強い体質や、腎虚・脾虚が背景にある慢性的な不調に有効なアプローチです。

【鍼とお灸の組み合わせ】

施術では鍼のみ、お灸のみ、あるいは両方を組み合わせて使用します。中医学的な弁証(体質分析)の結果や当日の体調によって最適な組み合わせを選択します。ご希望がある場合はお気軽にお申し出ください。

経絡とツボ — 作用のしくみ

鍼灸が体に作用するメカニズムは、現代医学的にもさまざまな研究が進んでいます。中医学の視点では、体内には主要な 「経絡(けいらく)」と呼ばれる12本の通路 と、奇経(きけい)と呼ばれる補助的な経路が走っており、この経絡上の要所となる部分が「経穴(ツボ)」です。

鍼やお灸でツボを刺激することにより、経絡を通じて関連する臓腑(内臓)や組織に作用が伝わり、全身の気血の巡りと臓腑機能のバランスを整えます。これを中医学では 「疏通経絡・調和気血(そつうけいらく・ちょうわきけつ)」 と表現します。

気血の調節

全身を巡る「気(エネルギー)」と「血(栄養・循環)」の偏りや滞りを整えます。西洋医学の自律神経・血流・免疫機能の調整と深く対応します。

臓腑機能のサポート

肝・心・脾・肺・腎など、各臓腑に対応するツボへの刺激によって、臓腑のバランスを調えます。ホルモン系・消化器系・呼吸器系など多彩な機能に関与します。

自律神経の安定

交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、ストレス過多・不眠・パニック的な自律神経症状の緩和が期待できます。

自然治癒力の活性化

鍼灸の最も本質的な働きは、人が本来持つ「治癒力・回復力」を最大限に引き出すことです。体内の自己修復システムを後押しします。

現代医学的な観点からは、鍼刺激による エンドルフィン・セロトニン・ノルアドレナリン などの神経伝達物質の分泌、局所の血流改善、免疫細胞の活性化、炎症性サイトカインの調節なども報告されており、東西の知見がつながる領域として研究が進んでいます。

タナココの鍼灸で対応できるお悩み

鍼灸は特定の症状に限定された施術ではなく、 体全体のバランスを整える というアプローチのため、多彩な症状・お悩みに対して幅広く活用できます。病院での治療と並行して行うことも可能です。

妊活・不妊サポート
逆子(骨盤位)への施術
月経不順・月経痛
PMS(月経前症候群)
更年期障害
自律神経の乱れ
不眠・睡眠の質の低下
うつ・気分の落ち込み
慢性的な疲労感
肩こり・腰痛・頭痛
冷え性・むくみ
消化器系の不調
アレルギー・アトピー
腎機能のサポート
美容鍼(美顔・たるみ)
【病院治療との併用について】

タナココの鍼灸は、現在病院や他の医療機関で治療を受けている方でも、 並行してご利用いただけます 。西洋医学的な治療と東洋医学的アプローチを組み合わせることで、相乗効果が期待できる場合があります。服用中のお薬や治療内容についてはご相談の際にお申し出ください。

施術の流れ

1
問診・体質分析(弁証)

現在の症状だけでなく、生活習慣・睡眠・食欲・月経(女性)・冷え・ストレスの状態など、体全体を把握するための詳しい問診を行います。舌の状態(舌診)や脈の状態(脈診)も確認し、中医学的な「証(体質の傾向)」を分析します。

2
施術方針のご説明

弁証の結果をもとに、今回の施術で使用するツボの組み合わせや、鍼・お灸のどちらを用いるかをご説明します。疑問や不安は遠慮なくご質問ください。

3
施術(鍼・灸)

専用のベッドにリラックスして横になっていただきます。選定したツボに鍼を刺入し、必要に応じてお灸を加えます。置鍼・留鍼中は静かに休んでいただくだけで構いません。鍼の刺激による「得気(とっき)」と呼ばれる独特の響くような感覚を感じることがありますが、痛みとは異なります。

4
施術後のアドバイス

施術後の体の変化や注意点をお伝えします。自宅でできるセルフケア(ツボ押し・お灸など)のアドバイスも行います。必要に応じて漢方薬との組み合わせもご提案します。

施術時間・料金の目安

初回は問診・体質分析の時間を含むため、通常より長めにお時間をいただきます。詳細な料金・メニューについては メニュー・料金ページ をご覧ください。妊活・不妊治療サポートの鍼灸は専用のメニューとなっております。

初回相談料・再診料などは別途かかりません。チケット販売はございません。

よくある質問(FAQ)

鍼は痛くないですか?怖いのですが大丈夫でしょうか?
タナココで使用する鍼は、髪の毛ほどの細さの極細鍼で、先端も特殊な形状に加工されているため、注射針のような痛みはほとんどありません。刺入の際はチクッとした感覚がごくわずかにある場合もありますが、多くの方が「思っていたよりずっと大丈夫だった」とおっしゃいます。ご不安な方はお気軽にご相談ください。
妊娠中・妊活中でも鍼灸を受けられますか?
はい、鍼やお灸は母体や胎児への直接的な薬物的影響がないため、妊娠中も比較的安全に受けていただけます。妊活中の方のホルモンバランスや着床環境の改善、妊娠中のつわり・腰痛・むくみ・こむら返りのケア、産科と連携した逆子(骨盤位)への施術など、幅広くサポートしています。妊娠週数・体調を事前にお伝えください。
生理中でも施術を受けられますか?
生理中でも施術を受けることは可能です。鍼灸は生理前・生理中の不快な症状(腹痛・腰痛・気分の落ち込みなど)を緩和する効果が期待できる場合もあります。ただし施術中の体調にご不安がある場合はご相談ください。
お灸は熱くて火傷しませんか?
タナココでは「熱さを我慢するお灸」は行っていません。直接灸の場合はもぐさを米粒の半分ほどの大きさに整え、燃え尽きる前に取り除きます。間接灸(台座灸)ではもぐさが皮膚に直接触れないため、じんわりとした温かさを感じるだけで、火傷の心配はありません。
漢方薬と鍼灸を両方利用できますか?
はい、タナココでは漢方薬と鍼灸施術を組み合わせた統合的なアプローチが可能です。漢方で「内から」体質を整え、鍼灸で「外から」経絡・ツボを刺激することで、相乗効果が期待できます。特に妊活・不妊サポートや慢性的な不調には、この組み合わせをお勧めすることが多いです。
鍼灸の効果はどのくらいで実感できますか?
効果の現れ方は症状の種類・体質・生活習慣などによって個人差があります。肩こりや急性の痛みは1〜数回の施術で変化を感じる方もいれば、体質改善を目的とした不妊・慢性疾患の場合は継続的なアプローチが必要なこともあります。担当者が定期的に体の変化を確認しながら、施術計画を一緒に検討します。

経絡を整え、自然治癒力を呼び覚ます。
まずはお気軽にご相談ください

「鍼灸は試したことがない」「本当に効果があるのか不安」という方も、タナココでは中医学の専門家が丁寧にご説明しながら施術を進めます。現在通院中の方、漢方薬と組み合わせてお考えの方も、どうぞお気軽にお声がけください。

国家資格(薬剤師・鍼灸師)および認定資格(不妊カウンセラー・認定心理士)を有する専門家が、西洋医学と中医学の両面から一人ひとりの体質に合ったアプローチをご提案します。

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