ブログ
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気血水のバランスは健康の基本
気血水のバランスを整えるためには、食べること、呼吸すること、寝ることがしっかりできている必要があります。基本的なことですが、健康であるためにはこれらが土台になります。最近ちょっと調子が悪いな…と感じたらまず、土台を見直してみてください。サプリを飲まなくても、漢方を飲まなくても、早い段階であれば回復します。見直してもどうにも体調が回復しない…その時は漢方の出番ですのでご相談ください。 -
お酒
肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、その機能が低下しても症状としてあらわれにくい臓器です。中医学では「肝」という臓腑があり解剖学的な「肝臓」そのものを指すものではありませんが、中医学的な「肝」からのサインを知ることで、沈黙の臓器である「肝臓」の不調にいち早く気づくことができる可能性があります。 -
ばね指は早めのケアを
ばね指は炎症によって起こっているので、消炎鎮痛剤を使用したり、しっかりアイシングをしたり、患部を安静にします。手を使わないで生活することは困難ですが、使い方に工夫したり、逆の手を使ったりして痛めている部分の負担を極力減らします。我慢して限界に来てからだと、回復に時間がかかります。違和感を感じたら、早めのケアが重要です。 -
漢方が効かない?
漢方を上手に効かせるためには「養生」が必要不可欠です。日常生活での不摂生や1日の疲れを回復できない生活をしていればせっかく漢方を飲んでも上手に効いてくれません。漢方を飲むときは漢方が効きやすいようにその環境を整えることも忘れずに。漢方は養生とセットで効果がしっかりでてきます。 -
皮膚と内臓の関係
皮膚は人体の中で一番大きな臓器で、外界から臓腑を守っています。中医学では皮膚は内臓の鏡とされ、体と心の状態と密接に関係すると考えられています。肌にトラブルがあれば内臓(五臓)にトラブルがあると考えて、どのようにバランスを崩しているのかを確認し、漢方薬を利用してバランスを整えていきます。 -
生理痛に桂枝茯苓丸?
生理痛に桂枝茯苓丸という選択は間違いではありませんが、その原因に対してもアプローチしないとせっかく飲んでも「効かない」と感じてしまうことがあるので注意が必要です。漢方を飲む際はぜひご相談ください。 -
イベルメクチンは薬局では購入できません
イベルメクチンについては、新型コロナウイルス感染症の治療に有効とする論文が取り下げられた経緯や、有効性が確認できなかったとする報告もあります。また進行中の治験もあることから、治療薬として使用することにはかなり慎重に判断する必要があります。また、全国どの薬局でも購入はできませんのでどうかご理解ください。 -
良いものはたくさん取ればいい?
西洋医学的に「補剤」を研究した報告では、免疫細胞への影響やアンチエイジングを期待させる報告もありますが、誰にでも効果があるわけではなく、その人にあった漢方でなければ、効果がないだけでなく、副作用のリスクだって上がります。専門家に相談し漢方を正しく安全に、健康管理・維持に利用してほしいと思います。 -
ド・ケルバン病
ド・ケルバン病では「安静」が第一ですが、加えてアイシングをしたりや消炎鎮痛剤を使ったりして早く炎症を落ち着かせると悪化を防ぐことができます。何事も最初が肝心。痛みが弱いうちに、もしくは痛くはまだないけど違和感やハリを感じたら、休めたり炎症を抑えるために冷やしたりして溜まった疲労を取るなどケアを怠らないようにしましょう。 -
「間質性膀胱炎」とは
間質性膀胱炎ような複雑な病態の場合は、慎重に漢方薬を選ぶ必要があります。漢方を服用する際は専門の薬局にてご相談ください。西洋医学で原因がわからなくても症状や体質などからアプローチができるのが漢方治療の良いところです。西洋医学的な治療がなやなかうまくいかない場合でも漢方でできることもありますので一度ご相談ください。