ブログ
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妊活に日光浴
こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。 妊活に日光浴を取り入れてみては?というお話です。 ちょっと興味深い研究の紹介です。 この報告によると、紫外線(UVB)を浴びると、皮膚-脳-性腺軸に働きかけて性行動が誘導される可能性があ... -
秋と湿邪
夏の終わりから秋にかけて体調を崩しやすい方や冬の冷えがつらい方はこの時期から体調を整えておくことが大切です。秋は中医学では乾燥の季節で「燥邪」が問題になることが多いと言われていますが、実は「湿邪」が悪さをすることも多いのです。秋に湿の影響を受けて、その後ずるずると体調を悪化させることのないよう気をつけて過ごしましょう。 -
睡眠環境を整備して不眠を解消
不眠にはいろいろな原因がありますが、睡眠環境(寝つきやすくする環境)が良くないことが多いです。寝るための環境を整えることで、眠りにつきやすくなるだけでなく、睡眠の質も高めることができます。「眠れない」と悩んでいる方は、睡眠薬、漢方を試す前に、まずは環境整備をして見ましょう。それでもうまくいかない場合にはご相談ください。 -
十棗湯《傷寒論》
懸飲証 攻逐水飲 -
微熱と漢方
原因不明の微熱は漢方が効果的です。「微熱」が起こる原因としてはアレルギーや自己免疫性疾患、腫瘍、風邪を引いた後、ストレスや自律神経失調症、月経の高温期でも微熱が見られます。病気であったり、原因がわかればその原因に対して治療を行いますが、原因がわからない「微熱」も多く、そのような場合に漢方は効果的です。 -
線維筋痛症と漢方
線維筋痛症の中医学的な治療は、痛みにより心も疲弊することが多いので、体と心の両面からアプローチをしていきます。治療方針としては、中医学で痛み起こす理論背景として、不通則痛(ふつうそくつう)、不栄則痛(ふえいそくつう)という原則があるため、気血水の調整を中心に行い、心のバランスを整えるように処方を組み立てます。 -
野球肘
野球肘は学校野球やジュニア期の投手に発生する投球過多や使いすぎが原因となる肘のスポーツ障害です。野球肘は「上腕内側上顆」という場所におこる炎症生の有痛性の運動障害で、正式には「上腕骨内側上顆炎」といいます。野球肘と呼ばれることの多い疾患ですが、ゴルフやテニス(フォアハンド)などのスポーツでも発生します。 -
摂食障害と漢方
摂食障害と漢方 摂食障害は食行動を中心としさまざまな症状がみられますが、何か1つの原因によって起こるものではなく、様々な心理的要因と生物学的要因が重なって起こる多因子の疾患です。中医学的には、五臓のうち「心」「肝」「脾」のトラブルが中心にあるとして治療に当たります。症状緩和に漢方の併用も有用です。 -
帯状疱疹と漢方
帯状疱疹は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因となります。子どもの頃に感染したウイルスが神経の根元に潜伏して体内に残り、疲労・過労、ストレス、睡眠不足、免疫機能を低下させる疾患、免疫機能を低下させる薬の服用、加齢などでウイルスが活性化すると症状があらわれます。体調管理に漢方を上手に利用するのも効果的です。 -
抗体価は低下するが質は上がる
今回ご紹介する研究は新型コロナに対する抗体の変化について調べた研究報告です。コロナに感染した方の中和抗体の「量」と「質」を調べました。その結果中和抗体の量は時間とともに減るものの、その後緩やかになり、中和比活性(抗体の中和能力)と交差性(変異した株への中和能力)が増加、つまり質が向上していることがわかりました。