ホタテの薬膳的効果

タナココ

「ホタテを1人5粒食べて」と農林水産相が先月29日の会見で呼びかけました。中国と香港が日本の水産物の輸入規制を強化した影響で大量の在庫を抱える業者をなんとかしたいということからのようですが…

「ホタテ」は薬膳的に今の時期にはとてもおすすめな薬膳食材。

「平性」で「甘鹹味」で「滋陰、補腎、調中、安神」という作用があります。

どういうことかというと、

・滋陰=体の潤いを補う
→ 暑さで疲れた体に内側から潤いを生み出します。

・補腎=生命力を支える
→ 不調からの回復を助けます。特に最近、気温差、寒暖差疲労がしんどいですが、このしんどさからの回復をサポートします。「腎」は生命力を蓄えておく場所でもありますので「腎」を補うことは「アンチエンジング」にもなります。

・調中=胃腸の働きを整えます。
→ 暑さ、ストレスで疲れて動きが鈍くなってしまった胃腸を整えます。消化を助け胃腸の負担を軽減します。

・安神=気持ち落ち着かせる
→ 中医学では「秋」は気持ちがのなんとも言えない物悲しさ対策にもなります。

どれをとっても「今食べなきゃ❗️」の食材ですね。栄養学的にみても、他の貝類に比べるとタンパク質が豊富で旨味成分もたっぷりです。お刺身でも、焼いても🙆 食養生の食材としてはかなり優秀で年齢、体質を問わずにおすすめですが、食べ過ぎないように気をつけてくださいね。

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