ブログ
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新型コロナウイルスの変異株BA.2.75系統(ケンタウロス)について
感染者が増えてきています。この背景にある変化とこれからについてです。新型コロナウイルスは次々と変異し、感染が収束しそうになると新たな変異株が次の「波」を形成し、収束を阻んでいます。変異株である「BA.4系統/BA.5系統」への置き換えが進んでいますが「変異株BA.2.75系」の動向も気にしておく必要があります。 -
胚の評価を点数化する…?
近年、多くの施設で「タイムラプスインキュベーター」の導入が進んでいます。「タイムラプスインキュベーター」とは、受精卵を育てる培養器のことです。タイムラプスインキュベーターには、培養環境をより体内に近づけ、胚の培養状態を胚にストレスを与えることなく観察できる以外の機能として「胚のスコアリングシステム」があります。 -
生殖補助医療(ART)と漢方
漢方の効果は、体調や体質、卵胞の状態に合わせて服用する内容を変えていくため西洋医学的には評価がしにくいのですが、服用することで卵胞の発育状態が改善したという報告があります。タナココでは研究結果を取り入れながら妊活・不妊治療をお手伝いしており、高い評価もいただいています。ご相談ください。 -
暑さに負けない工夫
暑邪に対処するためには、体の熱を効率よく排除することと汗で失われた水分を補給することが重要です。汗をかいた時は「津液」だけでなく「気」も失ってしまうのが問題になりますが、冷たい食べ物・飲み物をものばかりだと胃腸の働きが低下してしまい気を補うことができなくなってしまいますので、体の冷やし方にはバランスが大切です。 -
妊娠中、特に妊娠初期の出血について
妊娠初期の出血についての問い合わせが多くあります。多くの方は流産するのではと心配されますが、妊娠初期には胎盤を形成する過程で血管の豊富な内膜が破綻することによって出血することがあります。もちろん出血がなくても問題はありません。妊娠中の漢方は流産や出産時の胎盤のトラブルを予防したり、妊娠中のトラブルの軽減にも役立ちます。 -
半夏生とタコ
今日は「半夏生」で「タコの日」。夏至の日から数えて11日目にあたりますが、この時期に関西の一部では「タコ」を食べる習慣があります。半夏生にタコを食べる習慣には、田んぼの稲が、タコが海底で足をしっかり貼り付くように、大地にしっかり根付くようにとの願いが込められているそうです。 -
HSP
周囲の人の機微や変化に影響を受けすぎてしまい、日常生活を送るのがつらく感じてしまう人がいます。このような「非常に感受性が強く、敏感な気質もった人」を「HSP」と呼びます。漢方は HSP の人がなりやすい体の傾向に合わせて心身両面にアプローチすることで、HSPの方の「生きづらさ」を軽減するのに役立ちます。 -
胚移植後の過ごし方
体外受精などの高度生殖医療では、受精卵を子宮に戻す胚移植を行いますが、移植後の過ごし方については、具体的に説明されることがなく、どう過ごしたら良いかわからないとの相談をいただきます。移植後は、激しい運動は控え、いつも通り穏やかに過ごし、着床をサポートする漢方を服用するのがおすすめです。 -
モルヒネ100倍誤投与
「モルヒネ100倍誤処方」 あってはいけない間違いですが、なぜ100倍?、どうやったらそういう間違いないなるのかという質問があったので、簡単にどのような起こったのかを考えて見ます。 -
がんサバイバー
がんに向き合いながら生きていく人を「がんサバイバー」、がんを経験した方が生活していく上で直面する課題乗り越えること、乗り越えるためのサポートを「がんサバイバーシップ」といいます。タナココでは「がんサバイバーシップ」を漢方でサポートしています。漢方でできることはいろいろありますのでご相談ください。