ブログ
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PCOS(多嚢胞卵巣症候群)と移植
多嚢胞卵巣症候群(PCOS)では排卵が妨げられるトラブルが見られますが、そのほかにも妊活・不妊治療にマイナスになるという報告があります。 -
漢方薬を注射する!?
日本では行われない漢方治療として、漢方薬の「注射」が中国では行われています。そしてその効果も驚くべきもので、例えば病態・治療法が確立されていない「敗血症」に効果があるという報告があります。 -
ポジティブな考え方をすれば感じ方(感情)は変わる?
「ポジティブな考え方をすれば感じ方(感情)を変えることができる」よく言われることですが、そうするのはとても難しいと思います。調子が良い時であればまだしも、つらい時はおそらくほぼ不可能です。では、つらい時はどうすればいいのでしょうか。 -
人工授精と男性の年齢の関係
男性が 41 歳超えて人工授精をされているカップルでなかなか結果が出ない場合、早めのステップアップを考慮した方が良いかもしれない…という報告があります。 -
流産検体を用いた染色体検査(POC検査)
妊娠初期には約15%に流産が起こると言われています。そしてその約80%は、受精卵(胚)の染色体異常と考えられていますが、これまで調べられることがあまりありませんでした。原因を特定する検査には流産検体(POC:product of conception)を用いた染色体検査があり、最近保険で検査ができるようになりました。 -
家事とメンタルヘルスの関係
家事など生活に占める「無給」の労働は多くの人にとって日常の一部ではありますが、男性より女性の方が携わる時間が多い傾向にあります。これまで「無給」の労働がメンタルに与える影響について調べた研究は多くありません。今回家事や育児、介護などの「無給」の労働が私たちのメンタルに与える影響を調べた研究がありました。 -
妊活・不妊治療中のBMI管理の重要性について
妊活中・不妊治療中のBMI管理は重要であるという報告が多くされています。これは、女性でも男性でも同様のようです。男女の妊娠前の BMI と妊娠までの時間との関係について調べた研究があります。 -
次の妊娠までどのくらい間を空けて、妊活・不妊治療を再開させたらよいのか
次子を希望した際、理想的な妊活・不妊治療の再開時期はあるのでしょうか。どのくらい間を空けて妊活を再開したら良いのか、空ける期間で早産率、流産率が上がる可能性があるのか調べた報告があります。 -
授乳中でも妊活はできるのか、授乳中の妊活にデメリットはないのか
出産後、いつから妊活・不妊治療を始めたら良いか相談を受けることがあります。授乳中は母乳の分泌に関係するオキシトシンが増えますが、同時に子宮を収縮させる働きもあるため、授乳中に妊娠しても早産や自然流産を誘発する可能性があると言われています。実際はどうなのでしょうか。このことについて調べた研究があります。 -
男性因子の検査は精液検査だけでは不十分!?妊活にどのように取り組んだらよいか
妊活において、受精するのか、卵が分割するのか、胚盤胞になるのか、着床するのか、着床したあとそれが継続するのか、これらのプロセスが正常にすすむために男性因子で重要なのは「精子の質」です。「精子の質」を調べる検査には「精子DNA断片化指数(DFI)検査」が近年用いられ始めています。