新型コロナウイルス感染症– category –

新型コロナは感染の危険以外にも「外出自粛、stay home、在宅ワーク」に否応なく対応せざるを得なくなり、私たちの心の状態も大きく変化させました。その変化は単に「ストレス」と呼べない状況になりつつあります。心が許容量をオーバーした時に、ちょっと心に余裕を作るような漢方があります。

BCGワクチンが新型コロナウイルス感染症の死亡率を低下させるかもしれないという報告がありましたが、これにより「接種してほしい」と医療機関を受診することはしないようにしましょう。BCGワクチンは乳児の定期接種のために製造されており、メーカーが出荷できる量は出生数と同程度で余剰がありません。

実は中国でも、医療の中心は西洋医学です。中国では中医学がすべての人に受け入れられているかというとそうではありません。効かないもの、怪しげなもの、肝機能を悪化させるからやめたほうが良いとい西洋医師もいます。ではどのようにして新型コロナに漢方が使われるようになったのかその経緯について振り返って見たいと思います。

新型コロナの重症化因子として遺伝子の変異が考えられています。血液型により重症化リスクが異なる報告がありますが、どのように関係しているのでしょうか。重症化した患者さんの遺伝子を調べた研究報告です。

医療機関での感染の広がりについて感染力のないサロゲートウイルスを用いて、広がりをシミュレートをした研究です。環境表面がウイルスの保管庫となることに加え、清掃や消毒が不十分なことと重なると感染が広がります。環境消毒、手指衛生の徹底が重要です。

オゾンガスで新型コロナ無害化を確認（奈良県立医大）という報道がありました。家庭用のオゾンガス発生装置が売れているようですが、果たして安全なのでしょうか・・・。

コロナに関するシステマティックレビューから、フィジカルディスタンシングに必要な距離について。もちろん手指衛生はしっかり行う必要はあります。

新型コロナウイルスの感染が妊婦さんや赤ちゃんにあたえる影響についてのシステマティックレビューです。報告が増えてきていろいろなことがわかってきています。

新型コロナウイルスに感染し、本当は陽性であっても、検査の結果陰性になることがあり、これを「偽陰性」といいます。PCR検査が陰性であっても安心できないと言われる理由です。どのタイミングで検査すれば、偽陰性の確率を減らせるかを調べた研究報告があります。

今日は小児や新生児の新型コロナウイルス感染症についてのシステマティックレビューについてです。大人に比べ、子どもの感染率や重症度、死亡率は低いと考えられていますが、子どもは大人と同じように感染しやすいことを示す報告が増えています。