ブログ
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卵巣予備能低下、早発閉経、早発卵巣不全と漢方
こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。 卵巣刺激をしてもなかなか卵胞が育たない…40歳未満で無月経となる早発閉経は妊活では大きな問題となります。 「もう妊活は無理かも…」と思う方もいらっしゃると思いますが、原発性の卵巣機能不全... -
一年の計は春にあり
季節の始まりである「春」の養生はこれからの1年で大切な時期です。健康は「春」から始まります。人は自然の一部ですので、自然との調和が大切と中医学では考えます。春は五臓で「肝」の季節で、「肝」は草木とその性質が似ていて、草木が芽吹く季節にその働きも活発になります。そのため「春」の養生は「肝」のケアが重要となります。 -
トゥレット症候群を含むチック症と漢方薬による治療
チックの原因はよくわかっていませんが、5~10人に1人が子どもの頃に経験する症状です。心理的・身体的ストレスなどがきっかけになることがありますが、必ずしも安定剤などが必要ではないため、漢方や心理学的アプローチを用いたケアがすすめられます。 -
歯をカチカチ
歯のトラブルは本当に厄介です。治療にも時間がかかります。歯や口腔の健康は全身の健康にも重要なことがわかってきています。日頃からのケアをしっかり行いましょう。 -
新型コロナウイルス感染症と精神疾患リスク
新型コロナウイルス感染症は身体へ障害を与えるだけでなく、精神疾患へのリスクも高めることが示されました。新型コロナ感染では急性期以降の精疾患リスクが上昇すると言われていましたが、このことを検証するために感染後1年間以上追跡した研究報告があります。 -
妊娠中のワクチン接種の効果
妊娠中のワクチン2回接種は生後6カ月未満児での入院リスクの低下と関連があるとの報告がありました。抗体が胎児に移行し、出産直後の感染リスクが低下する可能性が示唆されていましたが、その有効性についてのエビデンスが示されたことは、妊娠中のワクチン接種に不安を感じていた方には安心材料の1つになると思います。 -
帝王切開瘢痕症候群(CSS)
帝王切開術後、妊活しても二人目、三人目がなかなか授からない…。不正出血も増え、生理痛もつらくなってきている…。帝王切開切開をしたことがある方は、もしかすると手術の影響の可能性があるかもしれません。これらは帝王切開瘢痕症候群(CSS)と言わる疾患で不妊治療、妊活で問題になることがあります。 -
着床前診断
着床前診断は、体外受精で得られた胚盤胞から胎盤になる細胞の一部(5〜10個の細胞)を調べることで細胞の遺伝子や染色体に問題がないか調べ、問題ないと判断されれば、その胚を移植に用いることができます。 -
凍結融解胚移植と男女のBMI
妊活においては体重コントロールも合わせて重要であることが示されています。体の基礎を整える漢方や鍼灸と合わせて、日頃からの体重管理も合わせて行うことで着床・妊娠率を高められる可能性があります。 -
男性にもクロミフェン?
クロミフェンは不妊治療において良く使用される薬ですが、男性にも使用されることがあります。男性に使用するとアンドロゲンの産生やテストステロンの分泌を亢進し、精子形成の促進効果を期待できます。男性因子は約半数に関係しているという報告もありますので、男性因子に問題がある場合は積極的に改善していく必要があります。