羊膜索症候群(Amniotic Band Syndrome)

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

羊膜索について質問がありました。

羊膜索が問題になる疾患に、羊膜索症候群(Amniotic Band Syndrome)があります。

 

発育中の胎児は母親の子宮内の羊水に浮いています。胎児の周りを取り囲む「袋」は2重になっており、外側の膜を絨毛膜といい、内側(胎児側)の膜を羊膜と言います。

羊膜索症候群とは、羊膜が何らかの原因で傷ついたり、血流障害の影響で破れたり、剥がれたりした羊膜の線維がひも状になり、胎児の頭部、顔面、体幹、四肢などに絡みつくことで起こります。また、羊膜索が羊膜につながったままで胎児を繫ぎ止めることもあり、胎児の動きが制限され適切な発育が制限されることもあります。

 

羊膜索症候群と胎児<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

 

この線維は胎児の成長に合わせて成長するわけではありませんので、巻きついたりしている場合は、その部分の血流が阻害され、胎児に奇形を引き起こします。

羊膜索症候群は1,200〜15,000人に1人の割合でみられるとされています。

 

奇形がみられる場合、その程度の胎児の障害はその週数と索状物の多さに関係すると言われています。

羊膜索症候群は遺伝性のものではありませんし、母親が何かをした、または何かをしなかったために引き起こされるものではありません。もし羊膜索があっても、将来の妊娠に影響を与える可能性もありません。また繰り返すものでもありません。

羊膜索症候群は、妊婦健診でわかることもありますが、見つかることは少なく、基本的には産後にわかります。程度が軽く機能を妨げなければ手術を必要としない場合もありますが、時に手術が1〜複数回必要になる場合があります。

羊膜索症候群は診断が難しい疾患ですが、出産前に見つかり、それが重度であることがわかった場合、胎児手術が行われることもあり、例えば、妊娠16週に1.0mmの胎児鏡を用いて羊膜索を早期に解放し、四肢の機能を回復させた報告もあります。

羊膜索症候群<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

羊膜索があっても経過を見ることが一般的ですが、羊膜索があるからと言って必ずしも奇形が起こるわけではありませんので過度に不安に振り回されず、担当医と相談しながらその後の対応を相談するようにしてください。

 

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