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半夏生とタコ
今日は「半夏生」で「タコの日」。夏至の日から数えて11日目にあたりますが、この時期に関西の一部では「タコ」を食べる習慣があります。半夏生にタコを食べる習慣には、田んぼの稲が、タコが海底で足をしっかり貼り付くように、大地にしっかり根付くようにとの願いが込められているそうです。 -
HSP
周囲の人の機微や変化に影響を受けすぎてしまい、日常生活を送るのがつらく感じてしまう人がいます。このような「非常に感受性が強く、敏感な気質もった人」を「HSP」と呼びます。漢方は HSP の人がなりやすい体の傾向に合わせて心身両面にアプローチすることで、HSPの方の「生きづらさ」を軽減するのに役立ちます。 -
胚移植後の過ごし方
体外受精などの高度生殖医療では、受精卵を子宮に戻す胚移植を行いますが、移植後の過ごし方については、具体的に説明されることがなく、どう過ごしたら良いかわからないとの相談をいただきます。移植後は、激しい運動は控え、いつも通り穏やかに過ごし、着床をサポートする漢方を服用するのがおすすめです。 -
モルヒネ100倍誤投与
「モルヒネ100倍誤処方」 あってはいけない間違いですが、なぜ100倍?、どうやったらそういう間違いないなるのかという質問があったので、簡単にどのような起こったのかを考えて見ます。 -
がんサバイバー
がんに向き合いながら生きていく人を「がんサバイバー」、がんを経験した方が生活していく上で直面する課題乗り越えること、乗り越えるためのサポートを「がんサバイバーシップ」といいます。タナココでは「がんサバイバーシップ」を漢方でサポートしています。漢方でできることはいろいろありますのでご相談ください。 -
自律神経失調症と漢方
自律神経は意識せずとも、内臓の機能やホルモンの分泌の調整をするとても重要な働きをしています。この自律神経がバランスよく働くことで心身の活動は調節、健康な状態が維持されていますが、自律神経のバランスが崩れると、さまざまな不調がみられるようになります。この不調を「自律神経失調症」といい、このような場合は漢方がよく効きます。 -
着床障害(反復着床不全)と漢方
漢方や中医学では五臓と気血水のバランスを整えることが重要で、特に妊活では生命エネルギーを蓄える「腎」と、エネルギーである「気」、栄養である「血」に気を配ります。妊活・不妊治療を行う場合は女性の月経周期に合わせた微調整を行い、卵胞の発育をサポートしつつ、排卵期以降は着床促進のため内膜の感受性を高める調整を行います。 -
「まだやれる」は「もう限界」のサイン
まだやれる」は「もう限界」のサインです。もうちょっと頑張れるかな、と思った時はそこで休憩してください。心も、体も休みを取りましょう。「まだ大丈夫」「まだいける」は「もう無理」「もう限界」に対して無理やり言い聞かせている状態です。続けると、心と体の不調につながります。 -
難治性着床不全での多血小板血漿(PRP)療法と漢方の併用
子宮内膜は厚くすることも重要ですが、その感受性を高めることもまた重要です。内膜の厚さを厚くすることで着床率は上昇しますが、厚くてもなかなか着床しない方がいるのも事実です。漢方では子宮内膜の感受性を高めるために考えらえた処方があり、子宮内膜が厚くても着床しにくい方へのサポートができます。 -
妊活中の方は23時には寝るように心掛けましょう
就寝時間と起床時間は不妊症と関連していたと報告が増えています。不妊症ではないグループの平均の「就寝時間」と「起床時間」を調べたところ「22:57」と「6:55」で、不妊症のグループでは、これよりも入眠時間が遅くてまた睡眠時間が短かく、起床時間については、朝8:00を超えると不妊の確率が急速に増加したとのことです。