ブログ
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コーヒーとコレステロール
「コーヒーは体に良い」このような研究報告はこの数年よく見かけるようになりました。一方で「一概によいとは言えない」という報告もあります。今回は「一概に良いとは言えない」とする報告です。ポイントは「フィルター」のようです。 -
サル痘
世界保健機関(WHO)は5月21日、天然痘に症状が似ているサル痘の感染例が欧米やオーストラリアなど12カ国で確認されたと発表しました。 -
認知行動療法とコラム法
強い感情が邪魔して行動がなんかちぐはぐになってしまう… 周りともギクシャク…そんなつもりじゃないのに…不安を感じることも増えた…このような時に、「考え方」「受け取り方」(=認知)の偏りに気づいて、気持ちを和らげる方法の1つに「認知行動療法」という心理療法があります。 -
SNS断ちのすすめ
毎日SNSを利用している人がSNSから距離を置くとどのような影響を及ぼすかを検討したランダム化比較試験(RCT)の報告がありました。報告によれば。SNSを休まないグループに対しSNSを休んだグループでは精神的健康の向上、うつ症状および不安症状の有意な減少が認められたようです。 -
制吐薬で脳卒中?
「吐き気止め」はよく使用される薬の1つですが、今回の報告はこの吐き気止めが虚血性脳卒中のリスクになるかもしれないという報告がありました。フランスからの報告です。18歳以上で2612名の薬剤の使用結果とその後の脳卒中の発症について調べました。使用された薬剤はドンペリドン、メトピマジン(日本未発売)、メトクロプラミドです。 -
長引く咳
中医学+心理学の組み合わせは、身体と精神の両面に働きかけることができるため、心因性咳嗽の改善に相性が良いアプローチです。また、心因性咳嗽だけではなく、ストレスや不安で悪化するような症状に対しては心因性咳嗽同様、良いアプローチとなります。 -
排卵日前後の体調不良
排卵の時期は、卵胞ホルモン→ 黄体ホルモンへの切り替えで、中医学的には体内は「陰」から「陽」へ切り替えが行われます。これを「陰陽転化」と言います。この切り替えがスムーズに行われないと、排卵期に様々なトラブルが起こります。 -
採卵数の予測
病院での採卵周期では良い状態の卵が何個採卵できるかはとても気になるポイントです。どのくらい採卵できそうか…この指標にはいろいろ考えられていますが採卵数を反映する指標として、AMH(アンチミュラー管ホルモン)が特に35-46歳において、採卵数の予測と関係が強いことがわかりました。 -
5月〜この時期の過ごし方〜
上旬は、心身の疲れを感じることが多いかもしれません。「気」を補うことを意識してみましょう。中旬以降は「湿」を意識した養生を心がけてください。 -
移植と子宮内膜の厚さ
内膜があまり厚くならず、着床しないのは内膜が薄いため、と考えるのは正確ではありませんが、厚くならない場合は、子宮内膜の質へのアプローチを考えた対策が必要になります。西洋医学的には「厚さ」しか判断する基準はありませんが、中医学では子宮内膜の「質」を考えた処方を考えることができます。妊活に漢方を取り入れてみてください。