COVID-19と胎盤炎

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

最近、やはりというか予想通りというか、コロナの感染者が増加し、第8波に入ったと考えられる状況になりました。

新型コロナウイルスは本当に迷惑なウイルスです。合併症や後遺症などが見られることもあり本当に困ります。

 

新型コロナウイルス感染症の合併症としての「胎盤炎」「死産」と「ワクチン接種」についての報告があります。

 

これまでコロナ感染後に「死産」となった「胎盤」の病理学的な所見において、フィブリンの沈着、慢性組織球性間膜炎、栄養膜の壊死が確認されています。

 

これらは「新型コロナウイルスによる胎盤炎」に特徴的な3つの病理学的な所見です。

 

コロナの感染で「胎盤炎」が起こると、胎盤の75%以上に影響を与える可能性があり、その際は広い範囲の「胎盤の破壊」を引き起こす可能性があります。

 

「胎盤の破壊」が起これば、胎児への酸素の供給が障害されて「死産」につながります。

これは胎児への感染がなくても「胎盤への感染」で起こる可能性があり、また母体の重症度とは関係がないとしています。

 

この「新型コロナウイルスによる胎盤炎」の発症は、複雑なプロセスを経て起こり、コロナウイルスの「感染」とそれによる「免疫反応」が関係しているようです。

 

最近まで、複数の国からの研究では、妊婦の新型コロナウイルス感染と「死産」の発生との間に統計的に有意な関連性は示されていませんでしたが、一連の感染の「波」の間に変異株が出現し、感染が増加するにつれて、多くの報告から新型コロナウイルスに感染した妊婦さんからの報告も増え、新型コロナウイルスの感染と「死産」との間に関係があことがわかりました。

 

そして重要なポイントとして、本人の重症化の有無にかかわらず、胎盤機能の障害が起こる可能性があり、これまで死産や胎児の死亡が報告された全てのケースにおいて、コロナワクチン「未接種」だったということがわかりました。

 

これからまた「波」がやって来ます。新たな変異株も海外では確認され、増えています。

もういい加減にして欲しいところですが、妊活中・妊娠中の方は必要な準備、感染対策をしっかりとって、これからくる「波」を乗り越えて行く必要があります。

 

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