妊活– category –
相模原 タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院 & 美容鍼・リラクゼーションサロンでは妊活(不妊治療)、メンタル不調をはじめとした様々なお悩みだけでなく、美容鍼、リフレクソロジー(足ツボ)、カッピング(吸い玉)、よもぎ蒸しなどの美容・リラクゼーションメニューも豊富な施設です。薬剤師・柔道整復師・鍼灸師・認定心理士などの専門家が対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
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フタル酸エステルと不妊症
フタル酸エステルはプラスチックやゴム製品を軟らかくしたり、強度を高めたりするために使用される化学物質です。外食産業では容器、ストロー、ゴム手袋、食品を包む紙などに使われています。フタル酸エステルはホルモン系に悪影響を及ぼす可能性が示唆され、女性が影響を受けると乳がんや不妊症を引き起こす恐れがあることが知られています。 -
妊娠中の抗精神病薬について
病院での治療を続けながら妊活する際「服薬を続けられるかどうか」が問題になることがあります。統合失調症の治療に用いられる薬を服用中の女性が妊娠したときに、薬の胎児に対する影響を心配して、減量や中断を希望するケースが少なくありません。また、服用中の薬を減らすために漢方の服用を希望して相談に来られる方もいます。 -
子宮内細菌叢(子宮内フローラ)
子宮内膜の細菌叢の状態は着床に影響を与えるだろうと考えられています。漢方は「善玉菌」であるラクトバチルスを増加させるという報告があります。そのため妊活では積極的に漢方を併用することで、体調を整えつつ、妊活・不妊治療に有利に働きます。 -
ERA検査の有用性について
ERA検査は日本ではなく海外でも多くの国で行われている検査ですが、この検査に近年否定的な報告が増えています。ERA検査を行い移植日を決定したグループとERA検査を行わなかったグループで妊娠成績を比較した報告があります。その結果は衝撃的なものでした。 -
内膜の厚さと多血小板血漿(PRP)療法
PRP療法は、2015年に子宮内膜発育促進作用が報告されてから、その有効性ついての報告が増えています。子宮にPRPを注入することで子宮内膜を厚くし、着床率を改善させる効果が期待されている新しい治療法です。体調を良い状態で維持し治療を効果的にするためにも漢方を併用するのもおすすめです。 -
採卵での「空胞」の意味
「採卵」後に「空胞でした」と説明を受けることがあります。その際「何がよくなかったのか」と悩んでしまうこともあると思います。でも「空胞」だったとしてもこれは自分自身の責任ではありません。一人ひとりに合わせた空胞対策をすることで「卵子」が採れないこと防いでいくことができます。 -
低グレードの胚盤胞
ある程度の数の胚盤胞が確保できている場合、低グレードの胚盤胞をどう扱ったら良いのか悩む場面があります。移植には良いグレードの胚盤胞から移植することが多いと思いますが、BC/CB/CC の胚盤胞は、AA/AB/BA/BB 胚盤胞と比較して移植に本当に向かないのでしょうか。 -
不安と着床の関係
「不安」は体調に大きな影響を与えます。妊活においても「着床」に影響を与える可能性も指摘されています。不育症、不妊症の方では血中のエピネフリン(=アドレナリン)の濃度が高いことがわかり、このことが着床能に影響を与える可能性があることが指摘されています。 -
乳酸菌と子どもの湿疹との関係
母親が乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスを摂取すると出生児の湿疹のリスクを低下させる可能性を示す報告があります。妊娠中だけでなく、妊活している方は妊娠前から腸内環境を整えるような食生活や生活習慣を心がけること、そして、さまざまな食材を偏りなく、食べることの大切さについて考える必要があります。 -
卵子凍結での出生率
健康な状態でありながら卵子凍結を行うことを「社会的適応による卵子凍結」と言います。加齢などで生殖機能の低下に備え、あらかじめ凍結しておく方法です。自分自身の凍結卵子による培養、妊娠成績について検討した研究があります。