帝王切開瘢痕症候群(CSS)

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

帝王切開術後、妊活しても二人目、三人目がなかなか授からない…。不正出血も増え、生理痛もつらくなってきている…。

帝王切開切開をしたことがある方は、もしかすると手術の影響の可能性があるかもしれません。


帝王切開では手技上、子宮に傷ができてしまいますが、子宮筋層の治りかたには個人差があり、人によっては切開した場所に陥凹が生じてしまうことがあります。

そのため約7%に子宮創部の筋層欠損や菲薄化などがみられ、これが不妊の原因になることがあります。

特に緊急の帝王切開で手術した場合、子宮が元どおりになったときに傷の陥凹が大きくなりやすく、またこの場所から出血があったり、血や経管粘液などの分泌物が溜まったりすると着床障害の原因になることがあります。

このほか、子宮内に溜まった月経血が徐々に排出されるため、排卵期まで出血が続いたり、月経血が排出されず生理痛などが起こることもあります。

これらは帝王切開瘢痕症候群(CSS)と言わる疾患で不妊治療、妊活で問題になることがあります。

 

帝王切開による切開創を切除して改めて縫い合わせることで治療が可能ですが、全ての場合で処置が必要とは限りませんので、現在の症状や希望する不妊治療のステップに合わせた治療法を選択しする必要があります。

帝王切開瘢痕症候群(CSS)は帝王切開の増加により増えており、不妊だけでなく女性の生活の質を下げる疾患として問題になっています。内膜の状態を調整する漢方とあわせて治療するのがおすすめです。

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