「胚移植」で胚がカテーテルの中に残ってしまったら

タナココ

まれに、移植時にカテーテルの中に「胚(卵)」が戻ってきたり、残ってしまうことがあります

「ER(embryo retention)」とか「戻り」などと言われることがありますが、 過去の報告では胚移植の1~8%の割合で起こると言われています。

移植後にカテーテルに胚(卵)が残っていないかどうかを、培養士が確認しするため「移植できなかった」ということはありませんが、移植したのに戻ってきたり、残っていたりすることがあり、その際は「再移植」となります。

移植後にカテーテルに残ってしまう原因としては、カテーテルに付着していた粘液、血液、子宮内の圧力が変化が原因と考えられています。

ERが起こってしまった時、心配なのは「胚(卵)」が大丈夫かどうかということだと思います。

ER時に再移植した場合と、通常の移植とで

 ・着床率
 ・臨床妊娠率
 ・子宮外妊娠率
 ・生児出産率

を比較した研究があります。

この研究によれば、上記のいずれにおいても差が見られなかったとしています。

移植に時間がかかってしまった場合、不安になってしまいますが、心配する必要はなさそうです。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ご覧いただきありがとうございます

「なかなか妊娠しない」
「病院での治療で結果が出ない」
「何をしたらよいのかわからない」
「何が正しいのかわからない」

一人ひとりの体質・背景・治療の内容を考慮しながら
中医学や心理学的アプローチによる心身のケアで
不妊カウンセラー、心理士、薬剤師、
鍼灸師、柔道整復師など多くの専門家が
全力で妊活・不妊治療をサポートします

⁡ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

漢方薬局・鍼灸接骨院

吸い玉(カッピング)
足ツボ(リフレクソロジー)
ヘッドスパ・美容鍼
よもぎ蒸しサロン
《タナココ》

目次