卵巣刺激法による胚盤胞到達率、正常胚率についての研究

タナココ

卵巣刺激法でPPOS法を用いる施設が増えていますが、近年ちょっとネガティブが報告が増えてきています。

卵巣刺激法でPPOS法を用いる施設が増えています。

一方、最近PPOS法が胚盤胞到達率や正常胚率によくない影響を与えるのではないかと言う報告が増えています。

例えば、こちらの報告によるとPPOS法は、GnRHアンタゴニスト法と比較して、胚盤胞到達率や正常胚率が低下し、特に38歳以上では有意に低くなったとしています。

PPOS法は卵巣を刺激した卵を育てながら、黄体ホルモン製剤で採卵前の排卵を防ぎつつ複数の卵胞を育てていく方法です。

黄体ホルモン製剤を使用するため、ホルモンの状態が着床に適さない状態なってしまうため、PPOS法では新鮮胚移植はできず、全胚凍結しか選択できない刺激法です。またアンタゴニスト法に比べて刺激日数が長くなることもあります。

排卵抑制にアンタゴニスト製剤を使用せずに、黄体ホルモン製剤を用いることで費用が抑えられたり、OHSSのリスクがある場合は卵子の成熟にhCGを用いずにアゴニスト点鼻薬で行うことができてOHSSを予防できるメリットもあります。

個別にメリットやデメリットを判断した上で刺激法は決定する必要がありますが、最近の報告を見てみると、どうもPPOSの旗色が良くない報告が増えている印象があります。

今後のさまざまな研究の報告を見ながら冷静に判断をしていく必要はあると思いますが、「とりあえずPPOS法で」という決め方には注意が必要かもしれません…。

・胚盤胞到達率を向上させる
・正常胚率を向上させる

これらを達成するためには、刺激法も重要ですが、卵胞の発育の過程から考えてもっと前から卵の成長をサポートすることが重要です。

卵胞の発育は「半年以上」かけて行われますが、治療で卵を大きするための刺激は最後の「2週間」です。最後の約2週間の急成長期にまでにいかにダメージが少ない卵を育てるかが妊活・不妊治療では実は重要です。

この半年近くの間の卵の成長にアプローチできるのが「漢方」です。

もしうまくいかないことが増えてきて悩んでる…と言う人は取り入れてみてください。
きっと良い結果につながると思います。

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