流産検体を用いた染色体検査(POC検査)

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

日本を含めた先進国では、高齢妊活、高齢妊娠・高齢出産が増加傾向にありますが、流産などの主な原因である染色体異常の割合は年齢と共に上昇することがわかっています。

そのため流産・死産の原因を調べることは次の妊娠のために必要な治療に役立てることができます。

妊娠初期には約15%に流産が起こると言われています。そしてその約80%は、受精卵(胚)の染色体異常と考えられています。

そしてこの染色体異常は、年齢とともに頻度が高くなります。

こちらの報告では、染色体異常の割合は40歳で約60%41歳で約70%42歳で約75%43歳で80%以上と示されています。

 

流死産の原因を特定することは、次回の妊娠の治療に役立つことがあります。

 

原因を特定する検査には流産検体(POC:product of conception)を用いた染色体検査があり、最近保険で検査ができるようになりました(検査には条件があります)。

保険適用できる検査は「G-band法(G分染法)」といって、10日間ほど細胞の培養が必要になります。

培養法であるため「手術」で無菌的に採取する必要があり、流産から時間が経っている場合や、内容物が自然に排出された場合は検査はできません。

 

検査で胎児の染色体の「数」に異常があれば、母体要因ではないことがわかります。また、染色体の「構造」に異常があった場合は、両親の染色体に原因がある可能性が考えられるため、両親の染色体検査を考慮することになります。

胎児の染色体が正常であれば、染色体の以外の原因、例えば内分泌の異常、自己抗体や血液の凝固異常、子宮の形態異常がないかどうかを検査します。

 

また、近年、培養しなくても検査が可能なNGS(Next Generation Sequencer:次世代シーケンサー)を用いた染色体検査ができるようになってきましたが、できる施設が少ないことと、保険適応になっていないことが課題とされています。


流死産時にはこれまで胎児の染色体を調べるための検査は保険適応でなかったためほとんど実施されてきませんでした。そのため多くのケースで「原因不明」とされてきました。

「原因不明」のケースでは特に母親に原因があると考えられがちで、また母親自身もそう思い込んでしまっていることも多いです。そのため流産が続くと精神的なストレスも大きくなります。

流死産の悩みは人には話しづらく、社会に認識されにくいため、誤解や偏見も多く、ケアも不十分になりがちです。流死産時にはメンタルケアを十分に行うとともに、原因を解明することで自分自身を責めてしまうことも減らすことができるようになります。

流死産し、またそれが繰り返されると心身ともに大変つらく、妊娠することに強い不安を感じたり、妊娠後も流産するのではないかと不安に苛まれることがあります。

そのため、妊娠に対する不安やストレスを減らすこともその後の妊活・不妊治療には重要となります。

 

そしてストレスを減らす手段の1つとして、POC 検査があります。保険適応でできる検査には不便な点も多いのですが、病院で相談しながら、最適な治療計画が立てるために役立てていただけたらと思います。

 


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