妊活には男性因子の改善も必要

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

妊活では女性因子ばかりが取り上げられますが、男性因子の改善が必要な場合もあります。

 

近年問題視されているのが、精子DNAの断片化です。

精子のDNAの断片化が与える影響についての報告があります。

 

2007年〜2017年の間に生殖補助医療を受けた合計2,713名を調べた報告です。調査は体外受精と顕微受精での新鮮胚、凍結融解胚移植の合計5,422周期です。

 

その結果、体外受精のグループでは累積出生率は精子のDNA断片化率が 20%以上 の場合に顕微受精より低下することがわかりました。

 

精子はDNAを修復する働きがないため、精子のDNAが傷ついた時のの修復は卵子の能力に依存しています。断片化の割合が多ければそれだけ卵の能力が必要となります。

妊活では、「卵子の質の改善」ばかりが目につきますが、男性因子の改善でうまくいくことも多いです。

精子の質を改善することで、卵への負担を軽くし妊娠・出産率を向上させることが期待できます。また精子の質を改善するのは卵の質を改善するより難しくはありませんので取り組まない理由がありません。

改善方法としては、ライフスタイルの改善(睡眠、食事、運動など)や抗酸化物質の補給などが効果的であると言われ、このほか漢方で精子の状態を改善させる取り組みも多くの施設で行われています。

 

妊活は一人ではなく、二人で行うものですから、男性因子にも目を向けて取り組んでみてください。

妊活には漢方が効果的ですので、ぜひ取り入れてみてください。

 

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