ペットと漢方

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

近年ペット(犬、猫)の漢方相談も増えています。

 

獣医学の進歩により、平均寿命が伸びてペットの高齢化が進んでおり、その影響で今までみられなかったペットのトラブルも増えています。

生活環境によるストレス、運動不足、食生活の乱れなど、人と同じような原因による慢性疾患や高齢化による体力の衰えや認知症、ガン、心疾患、腎疾患、肝臓病、糖尿病や肥満 … 。

 

ペットの高齢化が進む中で、飼い主さんの病気に対する意識や、治療に対する要望の変化により、西洋医学だけでは対応しきれない場面が増えていますが、その解決方法の1つとして「漢方」があります。

 

ペットに漢方?と意外に思われる方も多いと思いますが、需要は年々高まっています。

人に使用する以上に効果が見られることもしばしばで、自分自身に有益なものとそうではないものとの反応が人よりも敏感であるように感じます。

健康で元気に長生きするためには、日常の健康管理による病気の予防と早期発見が重要です。

漢方は動物本来が持つ自然治癒力を高めて、病気にならないように、また病気になってしまった場合でも、回復力を高めてくれる治療法です。

 

使用する漢方は人で用いる「エキス剤(粉薬)」を使用しますが、症状と体重、体質などを考慮してご用意します。


漢方は苦くてペットが飲めないのでは? と心配されますが意外に飲めることも多いです。一方でどうしても飲むのが苦手な場合、少し工夫がなこともあります。

粉薬をご飯に混ぜたり、粉薬をペースト状にしておやつなどに詰めたり、少量の蜂蜜を混ぜたりすることで、飲んでくれることが多いです。

大きめのスポイトや与薬用の注射器を用いて、口の端の方から入れてあげると飲めることもあります。


犬は8〜9歳ごろから、猫は7〜8歳ごろから年齢の影響がみられ始めることが多いです。

体力や代謝機能が衰えてきて免疫機能の不調から病気にかかりやすくなり、また治りにくくもなってきます。

病院の治療だけではなかなか回復しないことも多く、そのような場合に漢方の併用が役立ちます。

人でもペットでも、漢方の役割は代わりません。自身がもつ「治癒力」を最大限に発揮できるようにサポートします。

元気に、最後まで食欲が落ちることなく、少しでも長く楽しく幸せな時間を過ごせるように、お手伝いができればと思っています。

 

ペットは言葉で症状を伝えられません。行動や鳴き方などから飼い主が「違和感」を感じて初めて検査や治療に繋がります。

「こんな相談してもいいのかな」と感じてしまうこともあると思いますが、大切な家族ののお悩みです。どんな内容でもまずはご相談ください。

 

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