コロナとストレスと漢方

こんにちは、相模原 タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により4月16日から5月25日まで緊急事態宣言が発出され、自宅で過ごす時間が増えました。

感染を拡大させないためにも必要でしたが、予想以上のストレスとなりました。

 

このようなストレスは「酸化ストレス」を増やし、老化を加速させる可能性があります。

 

酸素は私たちが生きるために必要です。

 

体内では種々の反応に必要な活性酸素が作られ生命活動に使用されます。

しかし、この活性酸素がなんらかの原因で過剰となると、血流、免疫、炎症に悪影響を与え、がんや、心血管系疾患、生活習慣病などの様々な疾患をもたらす要因になるとされていいます。

私たちの体には活性酸素が過剰となった場合の防御機能がありますが、この防御機能を上回る活性酸素が発生すると活性酸素による酸化が体内で進行します。

活性酸素が過剰になる原因としては、紫外線だったり、タバコだったり、化学薬品だったりしますが、過度の運動やストレスも活性酸素を産生させる原因にもなります。

今回の感染では、未知のウイルスに対する恐怖や、いつまで続くかわからない自粛環境への不安とともに、慣れない勤務環境や娯楽や運動などによるストレスの発散などができなくなった結果、肉体的、精神的なストレスが増加しやすくなり、酸化ストレスが増えやすい環境にあります。

 

漢方には、酸化ストレスを軽減する処方や生薬があります。

漢方は古来より「未病を治す」ことを重要なテーマとしています。未病とははっきりした病気となる前から体の中に潜む病態のことで、病気の原因となる根本的な異常のことを意味します。

この状態は「瘀血」と関係が深く、漢方で瘀血を取り除くことで、未病がすすみ病気になることを防ぐことができると考えられています。

精神的、肉体的ストレスを減らし、酸化ストレスを解消することは今回のコロナ禍だけでなく健康であるためにも重要です。

酸化ストレスを解消する処方や生薬は一人ひとりに合わせた調整をするとより効果的です。

海外に比べ爆発的な感染の拡大は見られていないものの世界ではいまだ収束する気配はありません。

 

自粛を継続しつつ、環境消毒、手指衛生をしっかり行い、そして健康的な生活を送るために漢方をお役立てください。

 

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