新型コロナウイルス感染症– category –
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新型コロナウイルス感染症
抗体価は低下するが質は上がる
今回ご紹介する研究は新型コロナに対する抗体の変化について調べた研究報告です。コロナに感染した方の中和抗体の「量」と「質」を調べました。その結果中和抗体の量は時間とともに減るものの、その後緩やかになり、中和比活性(抗体の中和能力)と交差性(変異した株への中和能力)が増加、つまり質が向上していることがわかりました。 -
新型コロナウイルス感染症
イベルメクチンは薬局では購入できません
イベルメクチンについては、新型コロナウイルス感染症の治療に有効とする論文が取り下げられた経緯や、有効性が確認できなかったとする報告もあります。また進行中の治験もあることから、治療薬として使用することにはかなり慎重に判断する必要があります。また、全国どの薬局でも購入はできませんのでどうかご理解ください。 -
新型コロナウイルス感染症
妊娠中のCOVID-19感染
ワクチン接種の副反応への不安もあると思いますが、妊活中や妊娠中に感染した場合、様々なリスクが上昇します。正確に情報を得て、判断し、ベネフィットとリスクを理解し、妊活中・妊娠中のリスク回避に努めてください。 -
新型コロナウイルス感染症
ワクチン接種と妊活-男性編-
mRNAワクチン接種後に精子の状態を調べた研究では、精子濃度が高まり、精液量と精子運動性も高まったことが確認されたという報告があります。因果関係があるとされたわけではありませんが、精子への影響はなく、妊活中の女性だけでなく妊活中の男性にもワクチン接種による影響はなさそうです。 -
新型コロナウイルス感染症
妊活中、妊娠中のワクチン接種について
妊活中・妊娠中のワクチン摂取について、様々なデマが流れてどう判断したら良いかわからないという声も聞かれますが、先行してワクチン接種をしている諸外国からの報告では妊活を中止したり、妊娠を中止したりする必要はないと考えて良さそうです。 -
新型コロナウイルス感染症
ワクチン接種後の心筋炎
ワクチン接種と心筋炎の因果関係は明らかになっていませんが、仮にワクチン接種と心筋炎に関連性が明らかになったとしても、心筋炎は治療で回復可能なレベルであり、ワクチンにより新型コロナから守られるメリットが上回るだろうというのが「今」の理解です。 -
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新型コロナウイルス感染症と精液初見
昨年、精液から新型コロナウイルスが見つかったという報告がありましたが、最近は、海外から新型コロナウイルス感染から回復後、精子の減少が見られたとする報告が増えています。 -
新型コロナウイルス感染症
ワクチンの副反応に漢方?
ワクチンの副反応対策に漢方を使いたいが何が良いのか・・・と、医療従事者の方からの相談が増えています。ワクチンの副反応は、特に2回目のワクチン接種後は、高率に発熱、頭痛、倦怠感など全身反応がみられます。 -
新型コロナウイルス感染症
嗅覚障害
嗅覚に違和感を感じたら、すぐに相談をするようにしてください。神経細胞の障害以外に「嗅球」が萎縮するケースでは回復が難しい場合があります。 -
新型コロナウイルス感染症
アストラゼネカ社製ワクチンの話題
デンマークでのアストラゼネカ社製のワクチンの中止発表されましたが、その理由は接種後に血栓ができる可能性が予想よりも高いことが判明したからということのようです。なぜそのようなことが起こるのか現時点でわかっていることについてです。