2020年– date –
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二重課題運動
「二重課題運動」が高齢者の「身体機能」と「認知機能」を向上させるかもしれないという研究報告があります。「二重課題運動」とは、「○○しながら○○する」のような「運動の課題」と「認知の課題」を同時に行う運動です。この様な運動を行うことで、認知症予防につながる可能性が示唆されています。 -
楽器の演奏の効果
「生の音の響きに癒され、今を忘れて夢中になれる」こんな、楽器演奏ですが、特に高齢者が初心者として楽器の練習に取り組むことで認知機能が向上することを確認したとする研究があります。 -
子どもの夜尿症
子どもの夜尿症は様々な漢方処方が用いられます。正確に症状と体質をとらえ、正しく処方を選択すれば、改善を得られる症例が多くあります。夜尿症の治療は長期に及ぶことが多いため、副作用がなく、継続できることが必要で、また全人的なサポートが必要とされることから、漢方の使用が求められることが多い治療法です。 -
慢性炎症と健康
運動は様々な疾患の原因となる「慢性炎症」を和らげる効果が示唆されています。運動は何歳になっても、筋肉だけでなく、体の内部にも良い効果をもたらします。運動をする機会が取りにくい日々が続いていますが、運動の機会が少なかった方はぜひ運動して健康になりましょう。 -
「女神」のくすり
新型コロナの影響で世の中は大混乱ですが、一方で、受験シーズンに突入します。 受験シーズンには普段とは違う相談が増えます。 「あがり症」をなんとかしたい、という相談です。 今日はそんな「あがり症」で悩んでいる受験生の役に立つかもしれない「女神散(にょしんさん)」という処方についてのお話です。 -
AMHと卵の質
こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。 今日は、抗ミュラー管ホルモン(AMH)の値が低くても漢方でなんとかなるかもしれない…というお話です。 抗ミュラー管ホルモン(AMH)は卵巣予備能(どのくらい卵子が残っているか)の指標になる... -
産後・授乳中の関節痛・腱鞘炎
妊娠関連の手指・手関節の痛みは整形外科領域の疾患ですが、妊娠中や授乳中は薬の制約もあるため、漢方での対応が求められることがあります。この場合、西洋医学的には「安静」しかありませんが、漢方薬では妊娠中、授乳中でも体質に合わせた処方で症状を改善することができます。 -
黄竜湯《傷寒六節》
陽明腑実、気血不足証 攻下通便補気養血 -
温水洗浄便座
75回日本大腸肛門病学会の口演「温水洗浄便座使用状況と肛門疾患の関連についての考察」において「温水洗浄便座」を使用している人は、肛門瘙痒症、肛門痛、便失禁、肛囲皮膚炎の割合が高い傾向があることが報告されました。清潔にしようとするあまり、次第に水圧が高まり、洗浄時間も長くなってしまう傾向にある様です。 -
SNSとメンタルヘルス
SNS利用率が高いと、抑うつ症状や不安症状リスクが増加することがわかりました。新しい技術などによるメンタルヘルスへの影響については、今後十分な検証が必要ではあるものの、青年期初期のSNSの使用には、この様な可能性があることを念頭に置きながら上手に利用していく必要がありそうです。