こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
SNS断ちでメンタルヘルスが改善・・・?
SNSから1週間距離を置くことで、どうやらメンタルの不調が改善するらしい・・・というイギリスからの報告です。
毎日SNSを利用している人がSNSから距離を置くとどのような影響を及ぼすか、検討したランダム化比較試験(RCT)の報告です。
18歳以上の154名での調査です。2020年11月~21年3月にInstagram、Facebook、Twitter、TikTokの利用を1週間休むグループといつも通り利用するグループに分けて調査しました。これらのグループのSNSの平均利用時間は1週間で8時間以上でした。
メンタルヘルスについては、ワーウィックエディンバラ精神的幸福感スケール(SWEMWBS)を用いて精神的健康を、うつ病の評価尺度(PHQ-8)を用いて鬱の症状を、 全般性不安障害尺度(GAD-7)を用いて不安症状を評価しました。
1週間後の比較では、
WEMWBS:4.90点
PHQ-8:-2.17点
GAD-7:-1.68点
と、SNSを休まないグループに対しSNSを休んだグループでは精神的健康の向上、うつ症状および不安症状の有意な減少が認められました。
さらに、間接的な効果として精神的健康が改善するとSNS全体の週平均利用時間が減少し、うつ症状に対しては、TwitterとTikTokの週平均利用時間の減少がうつ症状の減少に、またTikTokの週平均利用時間の減少が不安の減少に影響を与えることも示されました。
SNSから得られる恩恵もたくさんあると思います。
一方でSNSがメンタルヘルスに与える影響も指摘されています。
SNSを週に何時間も利用していて、メンタルに不調を感じている時は「SNS断ち」が役立つかもしれません。
もしそれでも不調が回復しないときは、「中医学+心理学」アプローチで回復のサポートをしますのでご相談ください。
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