ブログ
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低出生体重児の予防に漢方を
漢方は古来より妊娠中の母体と胎児を大切にすることを考え続けた医学でもあります。妊活を漢方でサポートする際には、妊娠だけが目標ではなく、妊娠中の母親の健康と、子どもがお腹の中でも産後もすくすくと健康に育ち、母親は産後からの速やかな回復を考えながら行います。 -
極端な暑さと寒さの妊娠に与える影響
極端な暑さや寒さが早産リスクを高めるかもしれないという報告があります。2014~18年に生まれた新生児21万798名を対象に行われたものです。しばらく前から、異常とも思える気温の変化を感じます。異常な気温の変化が健康に与える影響を理解することは、変動の影響を受けやすい人々を守る上で重要な視点になるかもしれません。 -
妊婦の葉酸摂取不足と川崎病
葉酸摂取後進国と言われている日本。妊活中、妊娠中だけでなく産後でも重要な葉酸ですが、その重要性は海外ほど知られていません。最近、母親の妊娠中の葉酸サプリメント摂取不足と川崎病の発症に関連する可能性が示唆する報告がありました。 -
子宮内膜の厚さと胚移植
何をやっても子宮内膜が厚くならない方がいます。病院では厚くなる周期まで様子を見続けるしか方法はありませんが、漢方を併用が突破口になることがあります。西洋医学的には「子宮内膜の厚さ」が指標ですが、中医学では子宮内膜が厚くならない場合でも「子宮内膜の感受性」を高めるための処方で着床に繋がるようにサポートすることができます。 -
男性のアルコール摂取と妊娠について
不妊治療では原因の約半数に男性因子が関係していることが知られています。男性因子を悪化させる要因として喫煙、肥満 、糖分過多などが知られていますが、一見問題になりそうな「アルコール」については男性においてはその摂取は妊娠に影響しないという情報があります。果たしてこれは正しい情報なのでしょうか。 -
フタル酸エステルと不妊症
フタル酸エステルはプラスチックやゴム製品を軟らかくしたり、強度を高めたりするために使用される化学物質です。外食産業では容器、ストロー、ゴム手袋、食品を包む紙などに使われています。フタル酸エステルはホルモン系に悪影響を及ぼす可能性が示唆され、女性が影響を受けると乳がんや不妊症を引き起こす恐れがあることが知られています。 -
妊娠中の抗精神病薬について
病院での治療を続けながら妊活する際「服薬を続けられるかどうか」が問題になることがあります。統合失調症の治療に用いられる薬を服用中の女性が妊娠したときに、薬の胎児に対する影響を心配して、減量や中断を希望するケースが少なくありません。また、服用中の薬を減らすために漢方の服用を希望して相談に来られる方もいます。 -
ダイエットのための「あの」食べ方は正しい?
減量のための食べ方は「朝食は多く食べ、その分夕食は控える」というスタイルがよいというのをどこかで聞いたことはないでしょうか。それが正しいのかどうか、確かめた研究があります。 -
老化を「前向き」にとらえるということ
老化=エイジングに対する考え方が、「健康」に影響を及ぼす可能性があり、老化を肯定的に受け止めている人は、否定的に受け止めている人よりも健康で長生きするのではないかとする研究報告が増えています。 -
限局性、全身性アミロイドーシスについて
アミロイドーシスという病気があります。「アミロイド」という異常なタンパク質が臓器や組織に沈着していく病気です。原因となるタンパク質がどのようなものなのかによって、経過や治療法が変わりますが、その細かな機序についてはわからないことも多いです。アミロイドーシスには全身性アミロイドーシス、限局性アミロイドーシスがあります。