こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
急に秋めいてきましたね。
今までが暑かったためか、急に寒くなり体が驚いています・・・。急な気候の変化で風邪などひかないよう気をつけてください。
だいぶコロナの感染者も減りましたが、対策は怠ることなくつづけてください。まだ油断はできませんが、このまま良き方向へと行ってくれる事を願うばかりです。
今日は「骨」についてのお話をしたいと思います。
近年、骨が弱い子どもや女性が増えているようです。これはビタミンDの欠乏によるものと考えられています。
ビタミンDが少なくて骨の変形が見られたりもろくなったりする病気は、栄養状態が良くなかった昔に多く見られました。しかし、いくつかの社会的背景を理由に、近年再び増加傾向にあります。
この要因には大きく3つあると考えられています。
1つは母乳栄養が推奨された影響です。母乳はミルクと比較してビタミンDの含有量が少なく、母親自身のビタミンD不足も影響しています。
もう1つは、紫外線を浴びる量が減少した影響があります。最近は紫外線対策が積極的に取られるようになっていますが、ビタミンDは皮膚から70~90%が合成されるため、紫外線対策をとればとるほど紫外線によるビタミンDの生成が行われなくなりビタミンDが不足します。
この理由としては、地球温暖化によりオゾン層が破壊されて、有害な紫外線がシミやしわを増やす、皮膚ガンとの関連性についての報告があり、その影響で日に当たらないように、またUVケアを積極的に行った影響が考えられています。さらに、最近であれば、コロナによる自粛で外出機会の減少なども影響している可能性があります。骨を丈夫にするためにはビタミンDはとても重要で、外で日の光を適度に浴びることが大事です。
そして最後は、食事の栄養素の偏りです。特にアレルギーなどがある乳幼児が食事指導を受けずに食事制限をすることで、ビタミンDが不足してしまうと骨がもろくなることがあります。
また骨を丈夫にするためには、適度な「刺激」が必要で、その刺激が加わることで骨が丈夫になっていきます。子どもは外で走り回って遊ぶ、大人は運動、が大事になります。コロナ自粛で、子供たちの骨折率も上がったとの話もあります。
骨が丈夫であることは健康な身体を維持するに必要な条件の1つです。バランスの良い食事、適度に外での運動をし、強い身体を維持しましょう。
効果的な運動をするためにはどうしたら良いか、また運動するのに痛みがあって運動ができないという方はご相談ください。しっかり運動できるように、そして骨が丈夫になるお手伝いをします。
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