こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
今日は膝痛についてお話したいと思います。
膝の痛みで受診したことのある方の中には
「運動不足です」
「痩せてくださいね」
「加齢の影響ですから上手に付き合っていきましょう」
と言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして痛み止めと湿布とのおつきあいが始まります。
でも、多少運動不足でも、多少ふくよかでも、高齢でも膝の痛みがない方もいらっしゃいます。
なぜでしょうか。
確かにこれらは痛みの原因の1つではありますが、その方にとって直接的な原因ではないことが多いからです。
もちろん、あまり動かず、沢山食べ、姿勢が悪い状態の生活を続け、これらを改善をせずに年を重ねて行けば直接の原因となるでしょう。
多少の運動不足や体重増加、加齢ですぐに膝が痛くなったりすることはあまりなく、原因としては、姿勢の悪さなどの影響で腰や股関節などのバランスが崩れ、膝の関節に対して正しい「軸」で適度な「圧」を正しくかけられなくなって関節に負担がかかり、その結果「炎症」が生じ「膝の痛み」が起こることが多いのです。
これに運動不足、体重増加、加齢が悪化要因となって襲い掛かるわけです。
関節は正しい軸で、適度に荷重する事で滑液という潤滑油のようなものが分泌されてスムーズに動くことができるようになります。そして骨自体には適度な圧力がかかることで丈夫になりますので、正しい「軸」で適度な「圧」をかけることが重要になります。
膝の痛みは炎症によるものなので、一時的に消炎鎮痛剤を使用したり、氷で冷やしたりして、炎症を抑えたのち、正しい姿勢で歩いたり、荷重系の運動をしていくことで痛みは軽減し、痛みが生じにくくなります。
姿勢の歪みをたださずに放置すると、炎症により関節が変形してしまいます。ひどくなる前に、しっかりケアして、痛みが起こりにくい体を作っていきましょう。
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