こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
男性にもクロミフェン?
クロミフェンは不妊治療において良く使用される薬剤のひとつですが、このクロミフェンは男性にも使用されることがあります。
クロミフェンは男性に使用するとアンドロゲンの産生やテストステロンの分泌を亢進し、精子形成の促進効果が期待できます。
男性因子は約半数に関係しているという報告もありますので、男性因子に問題がある場合は積極的に改善していく必要があります。
男性不妊は原因が男性に起因する場合を指し、そのうち約80%は何らかの理由で精子をつくる機能が低下していると考えられています。
精液量、精子濃度、運動率などWHOが定めた基準値がありますが、数値はストレスや疲労、睡眠不足などによっても変動します。
検査で基準値に達しない場合、一時的な変化の可能性もありますが、喫煙、加齢、心理的ストレス、肥満などが原因のこともありますので、思い当たる原因がある場合は、改善することが必要です。
男性因子の改善にはクロミフェンのほか、漢方が試みられるケースもあり、クロミフェンが効果がないケースでも数値を改善できることがあり、原因がよくわからない場合でもアプローチできるメリットがあります。
不妊治療では、女性因子が注目されがちですが、男性因子の改善も合わせて行うことで妊娠の確率を上げていくことができます。数値が基準に達しているからと言っても安心せずに積極的に改善していきましょう。
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