
不妊治療で患者さんから見えにくいところが、もしかしたら結果に影響を与えているかもしれません…
不妊治療で「結果」に影響するけど、患者さんからは「見えない」部分の1つとして、「培養液」などの「液体」があります
不妊治療では様々な「液体」が使われます
どのようなものがあるのでしょうか
・採卵の時に卵胞の洗浄に使うもの
・採卵した卵を保管する際に使うもの
・精子の選別の際に使うもの
・精子を凍結する際に使うもの
・卵子と精子を授精させる際に使うもの
・顕微授精の際に卵子の周りにある卵丘細胞を取り除く際に使うもの
・顕微授精の時に精子を送り込む時に使うもの
・精子の運動性を不活化する際に使うもの
・精子の選別を行う際に使うもの
・受精しにくい卵子の活性化の際に使うもの
・受精卵を培養する際に使うもの
・受精卵を凍結する際に使うもの
・受精卵を解凍する際に使うもの
・受精卵を移植する際に使うもの
この他、培養液などの操作の際に液体の蒸発を防いだり、浸透圧を保ったりするものもあったりします
直接、卵子や精子の操作に関わるものですので、何らかの影響があると考えられており、表舞台には出てきにくいものではありますが、重要な要素と考えられています
特に「受精卵の培養」の際に使う培養液は、現在多数の多くの種類のものが用いられていますが、最適な培養液はどのようなものか、いまだ分かっていません
体外受精が始まった頃は、それぞれの施設で培養液を作成していましたが、その後いろいろな種類の培養液が市販化されました
培養液は大きく分けて2つのタイプがあります
「シングルステップメディウム」と「シーケンシャルメディウム」といいます
「シングルステップメディウム」は培養液の組成を変えずに培養する方法で、「シーケンシャルメディウム」とは、途中で培養液の入れ替えて培養する方法です
「シングルステップメディウム」は必要な培養液に栄養素全てを入れておくことで、その中から各段階で胚が必要な栄養素のみ利用するというもので、「シーケンシャルメディウム」とは受精から3日目まで使用する培養液と3日目から6日目まで使用する培養液に分けて利用するものです
「培養液」は治療の結果や、その後の子どもの発育にも影響を与える可能性も指摘されていますが、そもそも成分の詳細について情報が開示されているわけでなく、最適な培養液、培養条件はいまだよく分かっていません
妊娠率の向上、生まれた子どもの健康にも影響を与える可能性のあるものですので、製造メーカーによる全成分の開示が望まれます
不妊治療においては患者さんからは見えない部分ですが、もしなかなかうまくいかない場合は、発育環境と卵の「相性」もあるようですので「培養液」について相談してみても良いかもしれません
私たちができることは、妊娠できる体を作っていくことと卵を守るための環境を作っていくことです
そのためには「日々」の積み重ねがを重要になってきます
漢方では、妊娠できる体づくり、卵を守り育てるために、日々の積み重ねができる処方があります
妊活・不妊治療にはぜひ漢方を取り入れてみてください
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ご覧いただきありがとうございます
「なかなか妊娠しない」
「病院での治療で結果が出ない」
「何をしたらよいのかわからない」
「何が正しいのかわからない」
一人ひとりの体質・背景・治療の内容を考慮しながら
中医学や心理学的アプローチによる心身のケアで
不妊カウンセラー、心理士、薬剤師、
鍼灸師、柔道整復師など多くの専門家が
全力で妊活・不妊治療をサポートします
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
漢方薬局・鍼灸接骨院
&
吸い玉(カッピング)
足ツボ(リフレクソロジー)
ヘッドスパ・美容鍼
よもぎ蒸しサロン
《タナココ》