G-CSFと不妊治療

タナココ

G-CSF(顆粒球コロニー形成刺激因子)という物質があります
この物質が「不妊治療」で使用されることがあります

G-CSFは、単球やマクロファージなどの免疫細胞、内皮細胞、骨髄細胞などで産生される糖タンパク質です

G-CSF(顆粒球コロニー形成刺激因子)は子宮内膜でも発現・産生されており、子宮内膜が薄い、不育症、反復着床不全のケースにおいて、子宮内もしくは全身療法が研究とされ実施されています

この「G-CSF」が不妊治療で使用されることがあります

この研究では、2014年5月〜2018年11月にAMH 2ng/mL未満の20~42歳の女性100名をG-CSFを使用したグループ(50名)と使用しないグループ(50名)に分けて不妊治療への効果を調査しました

その結果、G-CSFを使用したグループの方が、受精率、胚発生、着床率が改善し、G-CSFを使用したグループの累積生児獲得率は32%で、使用しないグループは14%でした

また、G-CSFを使用したグループの方は「AMH」も増加していました

この報告は「国内」からの報告です
海外からの報告が多い中、国内からの報告であることも貴重です

近年卵巣予備能が低下しているケースにおいて、PRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)を用いた治療が試みられており、卵巣予備能マーカーおよび臨床的妊娠率を改善することが報告されています…が、非常に高額です

一方G-CSFの方が費用が安く、使用できる施設は限られていますが、試みられるケースも増えています
卵巣予備能が低下していたり、反復着床不全のケースでは試してみる価値はありそうです

卵巣予備能低下や反復着床不全のケースにおいて、漢方でもアプローチが試みられています

このほか、漢方は卵胞発育の極めて初めのケースから発育のサポートができることと、内膜の質の改善にも役立つため病院の治療と合わせて行うとより効果的ですのでご相談ください

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