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不育症の検査、治療について
不育症については近年、不育症に対する意識が高まり、検査や治療に対してものすごい勢いで進歩していますが、まだまだこれからの発展が期待される部分も多くあります。現時点での不育症と検査、その治療法についてまとめてみたいと思います。 -
手足口病、RSウイルス、ヘルパンギーナが増加傾向です
コロナの陰?で手足口病、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナが増加傾向です。現在、三大夏風邪のうち、手足口病、ヘルパンギーナが増加傾向にあります。咽頭結膜熱(プール熱)については手足口病、ヘルパンギーナと比較して落ち着いていますが、これから増えてくる可能性があります。 -
BA.2よりもBA.5は危険?
ポルトガルから(未査読なので注意してください)、コロナの変異株でBA.2よりもBA.5の方が入院率、死亡率も上がるとの報告です。これからもうしばらくは感染増加が続くと思いますが、感染者が増えれば薬の供給にも影響が増える可能性もありますし、他の疾患の治療へ影響も出て来ます。 -
サル痘の妊娠、妊婦への影響について
欧米を中心に報告が相次ぐ「サル痘」ですがWHO(世界保健機関)は、感染の拡大の継続を受けて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。本日国内初の「サル痘」の感染報告がありました。今後感染が拡大した際に心配なのは「妊娠、妊婦への影響」です。現時点でわかっていることのまとめです。 -
本来の体のリズムを大切にした妊活
体外受精において凍結融解胚移植を行う際に、薬でコントロールをする「ホルモン補充周期」と、自然な排卵後に移植をする「自然周期」があります。ここ数年自然周期の方がホルモン補充周期より出産率が高いとする報告が増えています。本来のリズムを大切にすることが重要で、そのためには漢方の併用も効果的です。 -
ご機嫌な自分の作り方
機嫌よく日々を過ごしたいですよね。今日はストレスを減らしてご機嫌な自分の作り方についてです。ストレスは自分自身でコントロールできていないことに対して感じることが多いので、まずはストレスを整理整頓して「見える化」することから始めてみましょう。 -
医療従事者への4回目ワクチン接種について
オミクロン株の変異、やっかいです。コロナワクチンの4回目接種が今日から医療従事者へ対象が拡大されます。明確なエビデンスがない中で打たざるを得ないのは大変ではありますが、医療が受けられない状況を回避するためにはやむを得ない状況なのかもしれません。 -
今すぐなんとかしたいこのストレス
妊活や不妊治療は、うまくいかない時に大きなストレスになることが少なくありません。ストレスに振り回されたり、思っていることができなくなるような状況を避けるための対策はいろいろあります。嫌なことが頭に浮かびにくくなり、自分自身をコントロールしやする方法の1つに「ネガティブ・ダストビン」と言われる方法があります。 -
1周期に2回採卵?
採卵周期での卵巣刺激には様々な方法がありますが、反応性が低い場合に試される、少し特殊な刺激法があります。Double stimulation法(Duo stim法)と言われる方法です。卵巣予備能低下・低反応患者に有効だったとする報告があります。この方法は漢方と併用するとより効果的です。 -
ポセイドン基準
妊活うまくいかない状況になった時に、いま自分がどのくらい可能性があるのかがわからないまま進めるのはとてもストレスがあります。とくに卵巣の反応性が低い場合、どのくらい頑張れば妊娠できるのか、その可能性を知ることはとても重要です。近年、卵巣刺激での低反応が予測される方のについてポセイドン基準が提案されています。