生殖補助医療(ART)を行う際の精神的サポートの効果
生殖補助医療(ART)は非常にストレスの多い治療で、特に女性は精神的に疲弊することが多く、精神疾患のリスクが高いとされています。
不妊治療中の支援により、苦痛や抑うつ、不安が軽減されることもわかっています。しかし生殖補助医療を受けているカップルの治療中のストレスに対するサポートについて女性・男性にとって何がプラスで何がマイナスかを調べた研究はほとんどありません。
今回の研究は男性と女性がそれらの支援をどのように捉えたかという点から調べた点で、貴重な研究です。
女性と男性の違い
その結果、女性はうつ傾向があり、人生の目的を低く設定しがちであることがわかり、サポートを受けるメリットがより大きいことがわかりました。精神衛生状態はサポートの提供と自分自身の受け取り方により左右される傾向にありました。
一方男性は不妊治療において、サポートによる恩恵は少なく、精神衛生状態はパートナーのサポートの影響が大きいことがわかりました。
少しわかりにくい内容ですが、女性の場合は「手厚いサポート」がより有効となり、男性は「パートナーからのサポート」が有効となるということのようです。
ART時のメンタルサポートは性別を考慮して行うとより効果的になります。
病院やクリニックでは医学的、技術的なサポートですが、タナココでは中医学的サポートと合わせて、認定心理士による精神的サポートもしっかり行います。
不妊治療ではどちらも必要不可欠なサポートですので妊活・不妊治療はタナココまでご相談ください。
漢方薬局・鍼灸接骨院 & よもぎ蒸し・吸い玉・リフレクソロジーサロン
タナココ