AGEと不妊、高齢妊活

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AGEについて問い合わせをいただくケースが増えてきました。少しこちらで解説したいと思います。

ART(生殖補助医療)がうまくいかない高齢妊活をされている方にAGEに注目した治療法を行ったところ、成功率が向上したという発表を受けてのことだと思います。漢方で使用する生薬が原料になっており、タナココでも使用していることを聞いて問い合わせをいただく様になったようです。

AGEとは

近年、AEGが細胞の老化を早め、不妊症の原因になるのではないかと考える研究者が増えてきています。

AEGとは糖とタンパク質が結びついて、熱が加わってできた物質のことで「最終糖化産物」と呼ばれています。AGEは老化を早める物質の一つと考えられています。

ヒトの体はたんぱく質を多く含みますので、糖があればAGEができます。特に糖がたくさんある状況、つまり血糖値が高い状態が続くと、AGEがたくさん作られます。

AGEの蓄積により、シミ、シワ、たるみ、動脈硬化、骨粗鬆症、白内障、認知症などのリスクが高まることが分かっています。

活性酸素による体の酸化も老化原因の一つですが、こちらは体の「サビ」と言われますが、AGEによる体の糖化は体の「コゲ」に例えられています。

そして、この体の「コゲ」であるAGEが、不妊症の原因の一つになっているのではないかと言われています。

不妊とAGE

不妊症の原因の一つとして卵巣の機能障害がありますが、機能障害の原因として多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があります。そしてPCOSの病因の一つにインスリン抵抗性があります。

インスリン抵抗性とは、体内でインスリンが正常に働かなくなり血糖値が下がりにくくなった状態です。

インスリン抵抗性は、様々な要因で引き起こされます。不規則な食習慣はもちろんのこと、ストレスや不安、加齢、肥満・痩せ、運動不足、睡眠不足、飲酒・喫煙なども原因となります。インスリン抵抗性の状態になるとインスリンが効きにくくなるため、血糖値が下がりにくくなり、AGEが作られやすくなります。

現在のところ、不妊症とAGEの関係を示す研究はまだ多くありませんが、一部の研究で、PCOSの女性の卵巣などにAGEが多くみられるとの報告があります。

これは何らかの要因でによりインスリン抵抗性となり、その結果AGEが卵巣周囲に蓄積し、卵の質の低下に影響を与えているのではないかと考えられています。

これらのことから、特に高齢妊活において、AGEに注目した治療を行うことで不妊治療の成績が向上したとする不妊症治療のクリニックの報告もあります。胚質不良のケースにおいて、AGEが高値となっているようです。

またAGEが高値の場合、AMH(アンチミューラリアンホルモン:発育過程にある卵胞から分泌されるホルモン)値が低値を示していることも多く、これも妊活の妨げになる可能性があります。

不妊治療で行われる方法の中には、未だ研究段階にあるものも多く、これをすれば妊娠するというようなものは現段階では存在しません。ですが、多くの研究者の努力により少しずつ効果的な方法がわかってきており、AGEもその一つです。

タナココ妊活では、以前よりAGEなどの「老化」物質にも注目し、漢方で「体のコゲ」や「体のサビ」を増やさない処方を用いて、卵胞の質を低下させない妊活サポートを行なっています。

年齢が気になる、卵が育たない、着床しない、AMHが低いなどにお試しいただける処方がありますのでご相談ください。

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