こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
「ARTデータブック」を日本産科婦人科学会が公開しています。
日本における不妊治療では施設登録が必要であり、このデータには症例のほとんどが登録されており、このデータを見ることで、日本での不妊治療の傾向を知ることができます。
一番知りたいのは年齢と妊娠率の関係かと思いますが、以下のグラフでそのイメージをつかむことができます。
ART妊娠率・生産率・流産率 2020
この図で重要なのは「緑」のラインです。「緑」のラインは生産率=児が生きて産まれる率ですのでこれが一番重要です。
グラフを見てみると40歳では生産率は10%を切り、43歳では5%以下となります。
2022年4月から不妊治療が保険の適用対象となりました。自費診療の時より不妊治療にアクセスしやすくなりました。
今後は自費診療と保険診療で妊娠率について差が出るのかどうかは、今後のデータを待つ必要がありますが、いずれにしても、「子どもが欲しい」と思った時が一番妊娠・出産に近づけるタイミングです。
「子どもが欲しい」と思ったらまずは受診し、できることを時間を無駄にせずに進めていくことが重要です。合わせて漢方など違う視点で、妊活のサポートを組み合わせると効果的ですので是非取り入れてみてください。
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