妊活中の方は23時には寝るように心掛けましょう

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

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妊活と睡眠の関係について

妊活において、睡眠時刻と睡眠時間の重要性については以前にも触れています。

 

 

これに続いて、新たに睡眠と不妊の関係についての報告がありました。

 

National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)(2015-2018)の18〜44歳の米国の女性2,175名について調べた報告です。

 

上記の報告では、就寝時間と起床時間は不妊症と関連していたと報告しています。

 

不妊症ではないグループの平均の「就寝時間」と「起床時間」を調べて見たところ「22:57」と「6:55」で、不妊症のグループでは、これよりも入眠時間が遅くてまた睡眠時間が短かく、起床時間については、朝8:00を超えると不妊の確率が急速に増加したとのことです。

 

これまでの研究で、睡眠-覚醒サイクルが女性の生殖機能に関連していることがわかっています。また睡眠時間と女性の不妊症の間にはU字型の関連があり、睡眠時間では8.5時間の睡眠が不妊のリスク低いとされています。

大人では7〜9時間の睡眠時間を推奨されており、代謝やメンタルヘルス影響を与えることがわかってきています。

 

睡眠と不妊症の関係のメカニズムの1つとして、夜間の環境が影響している可能性があります。夜更かしはメラトニンの分泌を抑制することで、概日リズムを乱してしまいます。

メラトニンは抗酸化剤として、卵母細胞中の活性酸素を除去し酸化ストレスを減少させる働きもあるため、夜更かしなどでメラトニンの分泌が低下すると、活性酸素により卵母細胞が酸化ストレスにさらされ、卵巣機能の低下に繋がる恐れがあります。

このほか、時計遺伝子が概日リズムの乱れと不妊の間に重要な役割を果たすという報告もありますので、体内時計の遺伝的調節異常が不妊に関係する可能性もあります。

 

いずれにしても、睡眠と不妊には関係があることはおそらく間違いなく、睡眠時間だけではなく、睡眠時刻も重要で、卵巣機能に影響している可能性があります。

夜更かしはせずに、毎日できるだけ同じ時刻(23時)に寝て、7時には起きる…という生活習慣を心掛けてることが妊活には大切のようです。

 

23時には寝ましょう。

 そして

7時は起きましょう。

 

生活習慣を正してもなかなか結果に繋がらない…という場合は、漢方を妊活に取り入れるとうまく行くことも多いです。ご相談ください。

 

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