ハイハイ運動で体幹を強化しましょう

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

今日は、「ハイハイ運動」についてお話したいと思います。

 

この運動は、本来2足歩行動物である人間が、腰痛や膝痛(膝をつくことがむずかしい場合は別の対応が必要です)などで歩くことが難しくなってきた時に、生まれてから歩くために学んできた体の動きを改めて行い、体を鍛え、バランス整える目的で行う運動です。

生まれてから歩くために学んできた体の動きを、改めて行い体を整える目的で行う方法です。体の歪みを取り除きバランスの良い体づくりができる運動です

 

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中では「C」の形で丸くなって過ごします。そして、生まれてから約2年かけて歩くための準備をしていきます。

だんだん寝返りがうてるようになり、顔を上げるようになることで首の骨の前弯を作ります。

そして、「ずりばい」をすることで肩回りの筋を鍛え、ハイハイでは手などの筋肉も鍛え、腰の前弯を作り、特に股関節を形成するのに大事な時期になります。

さらに、「ハイハイ」をしっかりすることで体幹を鍛えます。体幹の強さは成長してからの体の強さにも関与します。

 

この時期を跳び越すように、つかまり立ちなどし立つことが早く訪れると、大人は子供の成長に喜んでしまいがちですが、ハイハイをしっかりできる環境をしっかり経ることが重要です。

この「ハイハイ」の運動は、運動機能向上につながる運動です。「ハイハイ」の時期をしっかり経験しなかった子どもは転んだ際手が出ず顔などにケガをしたり、ボールを投げたり走ったりが苦手になったり、股関節の弱さにもつながるとも言われています。

 

もし「ハイハイ」の時期を逃して大人になったら、鍛え直すことはできないのでしょうか。

 

もちろんそんなことはありません。

スポーツ選手のトレーニングでも「ハイハイ」の動きを取り入れ、体のねじれや正しいバランスを取り戻したり、体幹を鍛える目的でも行われています。

大人になってからでも十分に間に合います。

 

体のねじれ、ゆがみを指摘されていたり、体の不調をがある方、またはお子さんの運動機能を向上させたい方は、「ハイハイ運動」を行ってみてはいかがでしょうか。

 

ハイハイ運動を行う場合は、「まっすぐ進む」ことが基本となります。そして動きはゆっくり行います。

四つん這いになり、腰、背中の力をぬき、顔はなるべく前を向きながら、右の手を出したら左の足、左の手を出したら、右の足・・・と、ゆっくり一つ一つの動きを行います。

最初は2分×5回くらいを目標に行ってみてください。

 

しばらく続けると体幹がしっかりしてきているのに気づくと思います。

お試しください

 

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