こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
漢方は西洋医学的治療にも積極的に取り入れられています。
たとえば頭痛。
日本頭痛学会の『慢性頭痛の診療ガイドライン』でも漢方薬は推奨されています。
主に使われる漢方は以下の5種類です。
① 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
② 桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
③ 五苓散(ごれいさん)
④ 釣藤散(ちょうとうさん)
⑤ 葛根湯(かっこんとう
これらの漢方はそれぞれ特徴があり、また体質によっても使い分けたり、他の処方と組み合わせるとより効果的です。
また、頭痛にともなう他の症状の改善にも有効です。
例えば、吐き気が伴う場合であれば、呉茱萸湯などが効果的です。
呉茱萸湯は「呉茱萸、生姜、人参、大棗」ととてもシンプルな処方ですが、中医学的には胃が冷えて「つまり」がおこりそれが上にのぼり、吐き気や頭痛が起こる症状効くとしています。冷えているものを温めて詰まりを取る処方ですので、冷飲食多いと効果が低下します。
それとちょっと飲みにくい処方ですが、比較的使いやすい処方ですので、頭痛の時は試してみても良いと思います。
このほかの処方も特徴があり、うまく使い分けると効果的です。漢方薬局などでは細かく体調や体質、頭痛の起こる場所、痛みの種類などを考えながら選びますので、より効果的です。
痛み止めがだんだん増えてきた、だんだん効かなくなってきたなど、頭痛の治療に悩まれている方は漢方を試したり、併用してみると症状が改善することも多いです。
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