こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です
いつまで続くのでしょうか・・・コロナ禍で体調を崩されている方の相談が増えています。
このような状況ですから、外出もなかなか思うようにできず、気がめいってしまったり、運動のモチベーションが低下することもあると思います。
外出時には、人との接触はリスクがあるかもしれませんが、だからと言って適度に体を動かすことまで制限しては健康を維持することが難しくなってしまいます。
リスクを避けつつ、運動することでコロナ禍を乗り切る体を作っていきましょう。
今回は歩行について少しお話したいと思います。
そもそも動物の骨格がすべて違うのは、それぞれに適した形があるからで、人は二本足で立って、歩くのに適した骨格になっています。
無理な姿勢で動きでや普段から負担をかけられている私たちの身体は、「歩く」ことで本来の機能を回復し、健康を維持できる「体」に戻っていきます。
これを『生理性の回復』と言います。
当院で施術を受けていただいた際に、「ウォーキング」の重要性についてお話しさせていただくことがありますが、歩くことが重要なのは人の体は歩くために作られており、正しく体を使い歩くことで、本来の機能を取り戻すことができるからです。
逆に正しく体を使って歩く習慣がないと、少しずつ負担や無理がたまり、体は不調をきたしやすくなってしまいます。
また、年齢を重ねていくと、骨が弱くなる「骨粗しょう症」が気になり、骨を強くするために「カルシウム」をサプリとして摂っている方も多いようです。
確かにカルシウムを摂ることが必要な場合もありますが、やはり摂るだけでは不十分です。
歩くことで骨に圧をかけて刺激することで、骨が丈夫になります。また、そのために「ビタミンD」が果たす役割も大きく、ビタミンDは紫外線に当たることで活性化し骨の形成に関与します。
また骨の内部では血液が作られ、この歩くことで骨髄に圧がかかり免疫細胞がつくられたりもします。そして歩いてふくらはぎの筋肉を使う収縮運動(筋ポンプ)作用により、血液を心臓に戻す働きを助け、血行不良を改善させます。むくみも楽になったりもしますね。
とりあえず、難しいことはさておき、様々な理由で「歩く」ということは大事なのです。
さらに、歩くスピードでも効果が変わってきます。
ストレスが溜まっている、リラックスしたいなど思う人は心地よいと感じる速度でのウォーキングがストレス軽減に精神安定作用あるという報告もあります。
筋・骨格系のケアには、ペースを意識したちょっと早歩き程度のウォーキングがおすすめです。
実際のスピードは、身長などによっても変わってきますが、まずは「はじめる」ことが大切です。
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難しく考えずにまずは歩いてみましょう。
その際は「体調」と「体力」に相談しながら無理せずに始めてください。
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