片頭痛の補助療法としての運動

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

「片頭痛」は昔に比べたら薬の種類も増えて「痛み止め」以外の対応も可能になりました。とはいえ、薬を飲まずに楽になる方法があるのであれば試してみたいとあればその方が良いですよね。


「運動」と「片頭痛」の関係について調べた研究があります。


発作性片頭痛成人患者94名について日常的な運動と頭痛の頻度、強さおよび持続期間の関連を調べたものです。

運動と1ヶ月の頭痛の日数を見たところ、片頭痛予防薬を定期的に服用しつつ、週に少なくとも3回、中程度の運動を行なっていると、運動量が少ない場合と比べ、頭痛の日数が5.1日少なかったことがわかりました。

片頭痛予防薬を服用しない場合では、運動している方で頭痛日数が減少傾向にありましたが、統計的に有意ではありませんでした。

また、運動は頭痛の重症度や持続時間とは関係は見られませんでした。

片頭痛は日常生活に影響を与えることも多いのですが、決定的な治療法がないということもあり、悩まれている方も多い疾患です。

 

今回の報告からは、薬をきちんと服用しつつ、運動の習慣を取り入れることで頭痛を感じる日数を減らせる可能性があることがわかりました。

 

片頭痛は漢方の相談でも比較的多い相談内容です。

薬を使わずに頭痛をコントロールしたい、痛み止めの量を減らしたい、病院の薬を飲んでも効果がないのでなんとかしてほしいなど様々ですが、片頭痛治療を漢方で行う際は、西洋薬の痛み止め、予防薬を使いながら痛みをコントロールしつつ、環境コントロール(生活習慣、食事の見直し=養生)と、体のバランスを整える漢方を併用すると、うまくいくことが多いです。痛みでつらい時間を少しでも減らすことができるように、漢方でお手伝いしますのでご相談ください。

 

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