自律神経失調症、肩こり、頭痛と枕の関係

寒暖差疲労

今年は暖冬ということで暖かい日が多く、逆に気温が下がるとものすごく寒く感じてしまいます。

特に今朝は寒かったですね。

暖冬とはいえ、寒暖差が大きいと、体がつらくなります。

例えば前日との気温差、1日の中での気温差、日内変動、室内外などの気温差が7℃以上あると、体温調整にエネルギーをたくさん使ってしまうため、自律神経が疲労します。

この負担を適宜解消できていれば良いのですが、うまく処理できずに負担が蓄積するといわゆる「寒暖差疲労」となり、自律神経が披露し身体の様々な不調を引き起こしてしまいます。

自律神経の疲労とはいわゆる「自律神経失調症」の状態で、寒くないのに冷えを感じたり、血流も悪くなるため頭痛や肩・首のこり、不眠、倦怠感、慢性的な疲労を感じるようになります。またちょっとしたことでも強くストレスを感じたり、イライラしやすくなったり、ホルモンバランスが崩れることもあります。

この寒暖差疲労を溜めないようにするためには、その日の疲労をその日のうちに解消することが大切で、そのためには「よく寝る」必要があります。

よく寝るために

よく眠れていないと感じている人の割合は5人に1人という厚生労働省の調査があり、この割合は増加傾向が続いています。よく寝るための方法を見つけるためにみなさん試行錯誤しているようですが、改善の一つに「枕」の見直しがあります。良い睡眠には枕は欠かせないアイテムです。

枕は自分自身の体に合っているものを使っているでしょうか。

最近は枕の種類も豊富で、身体に合わせた枕を購入しやすくなりましたが、眠れない・・・という方のお話を詳しく聞いてみると、身体に合わせて購入したものではないことが多いようです。

枕が身体に合っていないと、よく眠れないため疲労が回復できず、さらに首の位置が悪いため、肩こりや頭痛を悪化させる原因になったりもします。高い枕や頭をすっぽり包み込むような枕は気持ち良いと感じることもありますが、このような枕は睡眠の質を低下させてしまうため、好ましくありません。

枕が高く首に角度がつきすぎると、筋肉が引っぱられた状態になることで血液の流れが阻害されたり、すっぽり頭を覆ってしまうと頭をうごかせなくなったり、そうなると頭からの放熱を妨げて体温調節の働きがうまくいかなくなったりします。

枕の高さの目安は、年齢により多少違いがありますが、顔が5〜6度程度前に傾いているが好ましく、硬さは寝返りが打てないほどの柔らかいものは避ける必要があります。

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適切な角度、適切な硬さの枕でないと、寝ている間に適度に関節を動かすことができずに、寝違えのような症状を起こしてしまうこともあります。

自分にあった枕を見つけるのは難しいかもしれませんが、よく眠れない場合はまずは今の枕を見直してみましょう。

自分にあった枕がどういうものかわからない場合は、簡易的にバスタオルで作る方法があります。

折りたたんで作る方法とくるくる巻いて作る方法があります。一度寝ただけでは自分に合っているかどうかわからないのでしばらく調節しながら自分にあった作り方で、高さを調節しながら試してみてください。体調によって感じ方も変わりますので、ある程度自分に適した枕がどういうものかがわかってから、オーダーで作るのも良いでしょう。

よく寝るためには良い枕を。

自律神経の疲労を解消し、頭痛や肩こりを解消しましょう。

それでも解消されない場合は、タナココ接骨院にご相談ください。

 

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