ビタミンDは妊活・不妊治療に重要と言われていますが、その働きにはどのようなものがあるのでしょうか。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨を作り、免疫やがん予防、生殖への影響といった多彩な働きをすることがわかっています。
近年ビタミンD不足と「不妊症」との関連を研究した報告が増えています。
例えばこちらの報告はデンマークでビタミンD強化策で出産率が増加したとする報告があります。
ビタミンDは「妊活・不妊治療」ではとても重要で、不足すると妊娠率が低下、流産率の上昇との関連、妊娠合併症、新生児の発育障害のリスクが高くなるとの報告もあります。
近年では精子の質(運動率、前進運動率、正常形態率)の改善効果も報告されています。
ビタミンDの不妊治療での効果には
・子宮内膜を着床しやすくする整える
・妊娠を維持する
・免疫を正しく機能させる
・精子の質の改善
1日あたりのビタミンD平均摂取量は6.6㎍と、妊婦・授乳婦および成人の摂取目安量8.5㎍に対して不足しているという報告があります。
「日光浴」により皮膚で産生されますが、季節や地域により効果に差が非常に大きいため、10〜20分程度を目安として、それ以外は食事から積極的にビタミンDを摂ることが重要となります。
どのくらい季節や地域により違いが出るかというと、例えばこちらの報告では、「両手・顔を晴天日の太陽光に露出したと仮定した場合、紫外線の弱い冬の12月の正午では、那覇で8分、つくばでは22分の日光浴で必要量のビタミンDを生成することができるものの、緯度の高い札幌では、つくばの3倍以上の76分日光浴をしないと必要量のビタミンDを生成しないことが判りました。」とあります。
ビタミンDが豊富な食材には「きのこ」や「さかな」があります。
具体的にはサケ、サンマ、ブリ、アジ、シラス、卵、干し椎茸、きくらげなどに多く含まれています。
妊活・不妊治療に必要な栄養素はたくさんありますが、大切なのは全体としてのバランスです。ビタミンDを摂ろうとするあまり他の栄養バランスが悪くなってしまっては意味がありません。全体のバランスを意識した上でビタミンDを摂れるように工夫することが必要です。
また、栄養バランスだけではなく、心と体の機能のバランスを整えることも重要です。漢方や鍼灸で整えていくことも妊活には役立ちます。
「妊活・不妊治療」で、不妊カウンセリング、漢方・鍼灸を取り入れたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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