「卵子凍結」を選択する人が増えています。
「卵子凍結」の際に少しでもよい卵をたくさん取れるように漢方相談に来られる方もいます。
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現在パートナーがいなくても
「卵子」のみを凍結して
将来に備えることができる?
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「Yes」
健康的な理由だけでなく、個人的、職業的、経済的な理由で出産の時期を延期するために「卵子凍結」を選択するケースがあります。卵子はまだ精子と受精させる前の段階なので「未受精卵」での凍結になります。
もともとは悪性腫瘍などの治療により卵巣機能が低下する可能性がある場合に、妊孕性を温存するために凍結する「医学的適応」によるものでしたが、加齢などにより生殖能力が衰えてきてしまい子供ができない状態になる前に凍結する「社会的適応」によるケースが増えています。
これまでの報告では、38歳未満で成熟卵子を20個以上凍結保存すると、70%の確率で生児が得られるとしてます。
計画的な「卵子凍結」は「リプロダクティブ・ヘルス(性や子どもを産むことに関わる全てにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、自分らしく生きられること)」を守るために重要な選択肢の1つです。
34歳で「卵子凍結」をして43歳で体外受精をする場合と、43歳で体外受精をする場合を考えたとき、妊娠率は大きく変わります。(妊娠率は卵の年齢に大きく影響を受けますので、結果は「34歳」と「43歳」の比較に近くなると考えられています。ただし、卵子凍結は、卵子の段階で凍結を行わない通常の体外受精よりも成績が低下する懸念も指摘されています。)
「卵子凍結」は女性のキャリア形成の自律性、自由度を高めることが期待され、女性のリプロダクティブヘルスを守る有力な手段の1つです。
卵子凍結では、多くの「卵」を採卵・凍結することが必要になります。良い状態の「卵」を凍結できるようにするために、漢方での準備が役立ちますので合わせて検討してみてください。
*リプロダクティブヘルス/ライツ
リプロダクティブヘルスは、1994年にカイロで開催された国際人口・開発会議においてはじめて公式に提唱された概念で「人々が安全で満ち足りた性生活を営むことができ、生殖能力をもち、子どもを産むか産まないか、いつ産むか、何人産むかを決める自由をもつことを意味する」とされています。リプロダクティブライツは人権の一部であり、生殖の自己決定権(産む自由・産まない自由を自己選択できる権利)とリプロダクティブ・ヘルスの権利が中心となります。この権利を行使するに あたっては、現在および将来、生まれてくる子どものニーズや地域社会に対する責任を考慮に入れなければならないとされます。もともとは人口問題を考えていくにあたり生まれた概念・権利ですが、少子化が進み、また考え方や生き方が多様化する現代においても重要な概念になっています。
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