こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
【SMART】何かを変えたい時に効果的な目標設定法
あなたは何かを変えたいと思ったことはありませんか?
例えば、
・健康的な生活を送りたい
・ストレスを減らしたい
・趣味や仕事でスキルアップしたい
などなど。
しかし、変えたいと思っても、なかなか行動に移せないことも多いのではないでしょうか?
それは、変えたいことが漠然としすぎているからかもしれません。
変えたいことを実現するには、具体的で現実的な目標を立てることが大切です。
そこで、今回は「SMART」という目標設定法についてお伝えします。
1981年にジョージ・T・ドラン博士が提唱したものですが、これらの「SMART」要素を含んだ目標は、ゴールが明確で達成する確率が高いとされています。
「SMART」とは、以下の5つの要素を持った目標のことです。
Specific(具体的):目標が明確でわかりやすいか
Measurable(測定可能):目標が数値化されていて達成できたかを判断できるか
Achievable(達成可能):目標が現実的に達成できるか
Result-based(成果志向):目標が望む成果につながるか
Time-bound(期限付き):目標に期限が設定されているか
「SMART」に目標を立てることで、計画性やモチベーションが高まり、変えたいことを実現する確率が高くなります。
では、具体的にどうやって「SMART」な目標を立てるのでしょうか?
その方法を、以下の例を使って説明します。
例:「楽しく生活をする」
このような目標を立てたとします。この場合「楽しく」というのは主観的で測定できませんし、「生活」というのは範囲が広すぎるので「SMART」な目標の立て方ではありません。
そこで、「楽しく生活する」という目標を「SMART」にするために、以下のように考えてみます。
Specific(具体的):楽しく生活するために何をするか? 自分が楽しいと感じることは何か? 例えば、趣味のフットサルを再開するとします。
Measurable(測定可能):フットサルを再開するという目標を数値化するために、どれくらいの頻度や時間で行うかを考えていきます。例えば、週1回2時間ずつ行うとします。
これで少し具体的なりました。このように項目をチェックしながら続けて考えていきます。
Achievable(達成可能):フットサルを再開するという目標は現実的に達成できるか? 自分のスケジュールや体力などを考えてみます。週1回2時間ずつという先ほどの頻度であれば、無理なく続けられそうだとします。
Result-based(成果志向):フットサルを再開するという目標は楽しく生活するという成果につながるか? 自分がフットサルをすることで得られるメリットや喜びは何か? 例えば、フットサルをすることで運動不足やストレス解消になり、仲間との交流も楽しめるとします。
Time-bound(期限付き):フットサルを再開するという目標に期限を設定するために、いつから始めるか? 例えば、来週から始めるとします。
以上のように考えた結果、「楽しく生活する」という目標は、「来週からフットサルを週1回2時間ずつ行って再開する」という「SMART」な目標になりました。
このように、「SMART」な目標を立てることで、変えたいことを具体的にイメージしやすくなります。また、目標の達成度や進捗状況も把握しやすくなります。
また、「SMART」な目標は、変えたいことを実現するだけでなく、問題解決にも役立ちます。
例えば、部屋の掃除をしようと思ってもなかなかできないという問題があったとします。
この問題を解決するために「SMART」に目標を立ててみましょう。
Specific(具体的):部屋の掃除をするという目標をもっと具体的にするために、どの部屋やどの場所を掃除するか? 例えば、リビングのテーブルやソファ周りを掃除するとします。
Measurable(測定可能):リビングのテーブルやソファ周りを掃除するという目標を数値化するために、どれくらいの時間で行うか? 例えば、30分で行うとします。
Achievable(達成可能):リビングのテーブルやソファ周りを掃除するという目標は現実的に達成できるか?自分のスケジュールや気力などを考えてみます。例えば、30分なら無理なくできそうだとします。
Result-based(成果志向):リビングのテーブルやソファ周りを掃除するという目標は部屋の掃除という成果につながるか? 自分が掃除をすることで得られるメリットや喜びは何か?例えば、掃除をすることでリビングが快適になり、家族や友人との時間も楽しめるとします。
Time-bound(期限付き):リビングのテーブルやソファ周りを掃除するという目標に期限を設定するために、いつまでに行うか?例えば、今週末までに行うとします。
以上のように考えた結果、「部屋の掃除をする」という目標は、「今週末までにリビングのテーブルやソファ周りを30分で掃除する」という「SMART」な目標になりました。
このように、「SMART」な目標を立てることで、問題解決のための行動も具体的で、実行しやすくなります。
何かしよう、何か問題を解決しようと思った時は、「SMART」に目標・行動を設定することで、滞っていたことを進めていくことができるようになります。
この時、できれば1~2週間で達成できて能動的な目標を立てることがコツです。
「SMART」に目標を達成していきましょう!
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