こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
5月の養生
新緑が美しく、1年のなかでも過ごしやすい季節です。5月には「風」にまつわる言葉がいくつかあります。1つは時候のあいさつにも使われる「風薫る」という言葉。新芽の香りを運んでくるような、ふわっとした初夏の南風を表す「薫風」という言葉からきています。
もう1つは「青嵐」。若葉が茂り始めた頃にびゅうっと吹く風のことを指します。清々しく吹く風は、心のモヤモヤを晴らしてくれるような気がしますね。ストレスの多い時季、心地よい風を浴びて、リフレッシュを忘れずに過ごしてください。
中旬以降は「湿」に要注意
上旬は、心身の疲れを感じることが多いかもしれません。「気」を補うことを意識してみましょう。中旬以降は「湿」を意識した養生を心がけてください。体内に余分な水分があることで頭痛やむくみなどが気になる方も増えてきます。湿の影響を受けやすいのは「脾(=胃腸)」ですので胃腸の調子が悪くなりやすい方は注意しましょう。
「子午流注(しごるちゅう=中医学の時間と体の関わりを表す考え方)」では、午前9時~11時に脾が活発に動くとされています。脾の働きを妨げないよう、この時間は冷たいものを控えるようにしましょう。
養生をしてもどうにも調子が悪い・・・そんなときは漢方も合わせて体調回復にご利用ください。
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