こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
運動不足で体が硬くなっていませんか?
涼しくなって、天気の良い日も増えてきて、運動を始めている方もいらっしゃると思います。
しばらく運動していなかった場合、いきなり体を動かす前にストレッチなど準備運動をしっかり行い、ケガなどしないように行いたいものです。
今日はそのストレッチについてお話します。
「ストレッチ」と聞いた時、どのようなストレッチを思い浮かべますか?
アキレス腱を反動つけながら伸ばしたり、肩をもう片方の腕で挟んで内側に引っ張り、肩回りを伸ばす動作を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、このようなストレッチは特に運動前には行わない方が良いとされています。
反動をつけて筋や腱を伸ばす事は、過度なストレスをかけることになり、ケガのリスクにつながります。
力を込めて伸ばすことも同様です。
過剰に筋肉を伸ばしたり、靱帯を緩めたりすると、関節に過度な負荷がかかり、ケガの原因になることもあります。
そしてストレッチをする上で注意して欲しいのが、
体が硬い=筋肉が硬い=ストレッチが必要!
ととらえすぎる事です。
もちろん筋肉が硬くて体が硬くなることもありますが、原因はそれだけではありません。
筋肉が伸収縮する際、そこには「関節」があります。人によっては関節の動きが悪い場合もあります。それに気づかず無理にストレッチをしてしまうと、関節への負担を大きくしケガにつながります。
関節は荷重されると関節内に滑液という油のようなものが出て潤滑し、関節の硬さを和らげるとともに関節を守ることができます。
体がかたいと感じる場合は、筋肉だけに注目するのではなく、関節の硬さの可能性も考えて運動の準備をするようにしましょう。
運動の前には、筋肉ぐいぐい伸ばすよりも、ウォーキングや軽い跳躍などを体が温まる程度に行うことで、関節が動きやすくなります。
ストレッチに関しても伸ばしすぎないようにするために、反動はつけずにゆっくりと、「心地よい」という感じを超えないように、息を止めず吐きながら行うようにしましょう。
それと、ストレッチにはその目的に応じて「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」があります。運動の場面によって使い分けことが大切です。
基本は、運動前は動的ストレッチ。色々な要素を含んでいるものとして、ラジオ体操などがおすすめです。
そして運動後は、静的ストレッチ。張った筋肉をもとの伸びしろまで伸ばすようにゆっくり伸ばすようにし疲労回復を促しましょう。
ケガをしないように運動前後のケアをしっかり行いましょう
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