こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
「足がつる」
寝ているときにつると本当につらいものですが、この症状を中医学的に考えてみたときに大きな原因になりやすいのが「血(けつ)」のトラブルです。
中医学では、「血」の滞りが起こり筋肉への供給が妨げられた状態(不通則痛)、「血」の不足があり筋肉が十分に滋養されていない状態(不栄則痛)が足のつり(こむらがえり)を起こす主な原因と考えます。
足がつったときの対応として「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」という漢方が使われることがよくありますが、「原因」を直すものではありません。
中医学的な原因としては「血(けつ)」のトラブルが原因のことが多いので「血(けつ)」を巡らせたり、補ったりすることで原因を解消していきますが、西洋医学的にも問題が考えられる場合は合わせて対応していきます。
「血(けつ)」の不足であれば、漢方で解消されるまでは約半年かかりますのでしっかり続ける必要がありますが、原因を解決するので何度も「芍薬甘草湯」を使う状況は減らしていけます。
また血の不足は様々な不調を引き起こします。
手足の痺れ、めまい・たちくらみ、動悸、肌の乾燥、爪が割れやすい、不眠、月経前後の頭痛なども「血の不足」による症状です。
このように血のトラブルは様々な不調につながりますので足がつりやすい方は「芍薬甘草湯」だけでなく、しっかり根本原因も解消していきましょう。
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