認知症の治療に漢方を加える

タナココ

認知症の治療に漢方を加えることは認知症抑制に効果的という報告があります

認知症の周辺症状の軽減に漢方が効果的という報告はこれまでにもされてきました。

今回、この研究では軽度認知障害で服薬治療しているケースにおいて、漢方を追加で服用すると単独治療するより効果的であると報告しています

この際に最も多く用いられて配合は、開心散(かいしんさん)と四物湯(しもつとう)でした

開心散は人参、茯苓、遠志、石菖蒲で「心腎不交」を治療する処方、四物湯は当帰、芍薬、川芎、地黄で「血虚」を治療する処方です

漢方は抗炎症作用、抗酸化ストレス作用、抗アポトーシス作用、神経細胞の生存促進、コリン作動系の調節など、複数の薬理機序を通じた作用と考えられています。

漢方は漢方単独で効果を表す場合もありますが、西洋薬との組み合わせでより効果的になることがあります。

日本では高齢化の進展とともに、認知症の人も増加しています。
認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI)の人も加えると4人に1人の割合となりますが、MCIの約半数は5年以内に認知症に移行するといわれています
この段階の予防的活動を開始することで、認知症の進行を遅らせることが期待されています

漢方を初期症状の段階から使うことで認知症の進行を遅らせる可能性がありそうな報告です

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