こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
胃腸が弱く、すぐにお腹を下ししてしまう・・・、いつもお腹を下し気味で・・・そんな時に試してもらいたい漢方があります。
お腹はあまり痛くなく、慢性的にお腹を下し気味で、体力も落ちている時には「参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)」または「啓脾湯(けいひとう)」が効果的です。
冷えがある場合は「人参湯(にんじんとう)」、頭痛がある場合は「桂枝人参湯(けいしにんじんとう)」、より冷えが強い場合ある場合は「附子人参湯(ぶしにんじんとう)」を使用します。
飲み過ぎ、食べ過ぎでお腹を下した場合、食後すぐに下してしまうような場合は、「胃苓湯(いれいとう)」、食べ過ぎではなく、イライラでお腹を下した場合は「柴苓湯(さいれいとう)」が合います。
次に腹痛を伴った下痢で、お腹が冷えている場合は「真武湯(しんぶとう)」を、そうではない場合は「桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)」を使用します。
胃腸が虚弱で下痢が起こる方は下していない時でも日頃からの養生と合わせて、漢方でのケアをすることでお腹を下しにくい体質に整えていくことができます。
また、便秘や下痢を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)の治療にも漢方が効果的です。
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