こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
男性不妊
不妊の原因は男性の関与が約半数弱にあるとされています。
男性不妊の原因として
・造精機能障害
・精路通過障害
・性機能障害
がありますが、このうち造精機能障害が8割を占めると言われています。造精機能障害とは精子をつくり出す機能に問題がありうまく作れないこといいます。
通常一度の射精で精子の数は数億ほどですが、卵子の周囲まで到達直前には数百以下になります。そのため精子の数が少なかったり、精子の運動性が乏しい場合は卵に到達する精子が減るため妊娠しにくくなりす。
造精機能障害
造精機能障害には下記のような種類があります。
1 精子数が少ない=精子減少症
2 運動率が悪い=精子無力症
3 上記1+2=精子減少+無力症
4 精子がいない=無精子症
上記の原因として、精索静脈瘤(精巣やその上の精索部の静脈瘤により血行不良、精巣温度の上昇などで精巣機能が悪くなる症状)であれば手術などで改善が期待できますが、原因が不明のことも多いです。
原因不明の場合は、生活習慣の改善やビタミン剤などのサプリ、漢方を使用することで改善することがありますが、改善までにはある程度時間がかかります。
今回、ある研究報告で、短時間で精液の状態を改善するための方法が報告されました
精子の質を改善する方法
その報告によると運動精子数が500万/mL未満だった場合、40分以内に2回目の採取を行うと、運動率などが上昇したとするものです。
ちょっと驚きの報告です。
緊急避難的な方法としては知っておくと良いと思いますが、この方法で全てが解決できるわけではなく、あくまでも採取した精子が500万/mL未満の高度乏精子の場合の緊急措置としての方法になるかと思います。
原因がよくわからない場合には、生活習慣の改善やサプリメント、漢方等の利用で総合的に改善するための対策も合わせて行なっていきましょう。
漢方はおすすめですのでぜひご相談ください。
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