
精液の質と寿命の関係って? 鋭い視点だなと思いました
動いている精子の数が多い人は、少ない人に比べて生殖能力が高いだけでなく、「寿命」も長い可能性があるという報告があります
ちょっと驚きです
この研究は、1965年〜2015年の間にデンマークの精液分析研究所で不妊症の検査をした、78,284人の精液データを元にしたものです
デンマーク独自の国民登録簿を用いて死亡率を8〜45年にわたり追跡調査しました
その結果「総運動精子数」が多い男性は、少ない男性に比べて「約3年長生き」する可能性が示唆されました
世界保健機関(WHO)基準では、運動率が「42%」を超えていれば運動性は正常だと判断され、精子濃度が1mL当たり500万個未満の場合、一般不妊治療での妊娠は難しい「男性不妊症」と判断されます
この研究では、精液の質と全死亡との関連を検討したものですが、「総運動精子数」が1億2000万超の男性では平均余命が80.3歳であったのに対し、「総運動精子数」が0〜500万の男性の平均余命は77.6歳でした
また、全ての精液の質に関する指標は全死亡と負の関連を示し、精液の質が低いほど死亡率が高くなるという傾向が認められたそうです
この理由として、精液の質と寿命の間には「酸化ストレス」が関係している可能性があるとのこと
「酸化」は「体のサビ」と言われることがありますが、「酸化」は精子を含む細胞やDNAにダメージを与えます
ライフスタイルの質が低下すると、「酸化ストレス」が増えることで、遺伝的にも、免疫学的にも、代謝的にも、環境的にも細胞はダメージを受け、このことが精液の質や寿命に変化を与えるのだろうと思います
妊活や不妊治療では、もちろん治療の方法なども重要ですが、精液の質もとても重要な要素です
食事、運動、睡眠など生活の基本となる部分の「質」を高めていくことは、とても重要ですので、まずはできるところから改善していきましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ご覧いただきありがとうございます
「なかなか妊娠しない」
「病院での治療で結果が出ない」
「何をしたらよいのかわからない」
「何が正しいのかわからない」
一人ひとりの体質・背景・治療の内容を考慮しながら
中医学や心理学的アプローチによる心身のケアで
不妊カウンセラー、心理士、薬剤師、
鍼灸師、柔道整復師など多くの専門家が
全力で妊活・不妊治療をサポートします
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
漢方薬局・鍼灸接骨院
&
吸い玉(カッピング)
足ツボ(リフレクソロジー)
ヘッドスパ・美容鍼
よもぎ蒸しサロン
《タナココ》