睡眠障害が与える影響
睡眠障害は高血圧、2型糖尿病、慢性腎臓病、心血管疾患、および脳卒中のリスクなど、様々な病気のリスクになることが現在までの研究により明らかになっています。
今回の研究では睡眠障害が不妊のリスクになるとの研究が発表されました。
台湾からの報告です。
睡眠障害と不妊のリスク
20歳~45歳の50,154人の女性を対象に調べたところ、睡眠障害のないグループに比べ睡眠障害があるグループでは、不妊のリスクが3.718倍高いことがわかりました。
26歳~30歳で最も影響が大きく、そのリスクはなんと5.146倍で、次に31歳~35歳で3.356倍でした。
妊活中の方で睡眠障害がある場合は、その改善も合わせて行う必要がありそうです。
睡眠障害の改善方法
妊活中は睡眠薬を服用せずに改善できるのであればそのほうがよいので、まずは日常生活での生活の工夫・改善を行いましょう。
寝つきを良くするためにはいくつか条件があります。
・十分な睡眠欲求(適度な疲労)があること
・深部体温が下がること
・手足などの末梢からの熱放散ができていること
・交感神経から副交感神経への切り替えができていること
・脳の興奮がないこと
です。
このほか
・起床時間ある程度一定にする
・昼寝を短時間にする
・夜に光の刺激を避ける
・朝食をしっかりととる
・体温を上げ過ぎない(入浴温度を上げ過ぎない)
・夜は食べ過ぎない
ことも、睡眠の質を上げることに役立ちます。
それでもダメな場合は漢方や鍼灸など西洋薬以外の方法を試してみてください。
漢方薬局・鍼灸接骨院
妊活・よもぎ蒸し・吸い玉・リフレクソロジーサロン
タナココ
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